「菊池寛賞」に「あしたのジョー」ちばてつや氏、「光る君へ」大石静氏ら選出
スポニチアネックス / 2024年10月9日 16時51分
日本文学振興会は9日、今年の「第72回菊池寛賞」の受賞者を発表した。作家の上橋菜穂子氏(62)、映画監督の山崎貴氏(60)と白組、政治ジャーナリストの後藤謙次氏(75)、脚本家の大石静氏(73)、漫画家のちばてつや氏(85)が選出された。
漫画界からは、2016年に人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を手がけた秋本治氏以来の受賞となった。
文芸・映画など様々な文化分野において業績を挙げた個人や団体を表彰。小説家・劇作家・ジャーナリストの菊池寛が提唱し、没後の1952年に復活した。
受賞理由は以下の通り(敬称略)。
▼上橋菜穂子 「守(も)り人」シリーズ、「鹿の王」「香君」など、35年にわたりファンタジーの名作を数多く発表。その普遍的な生命観・自然観に貫かれた作品群は、「国際アンデルセン賞作家賞」受賞をはじめ、世界中で高く評価されている。
▼山崎貴と白組 人員と予算に制約のある日本の環境において、アナログとデジタルを巧みに融合させたVFXを40年近く追求。本年「ゴジラ-1.0」で日本映画として初めて第96回アカデミー賞視覚効果部門を受賞、世界を驚嘆させる。
▼後藤謙次 通信社、テレビで40年以上にわたり、政治ジャーナリストとして平成の政治改革に始まる激動の時代をつぶさに取材。その成果を、本年完結した著作「ドキュメント平成政治史」全五巻に結実させた。
▼大石静 脚本家として、40年近く第一線で活躍。「ふたりっ子」や「セカンドバージン」、「光る君へ」など、オリジナル作品を中心にラブストーリー、社会派などジャンルを問わず多くの優れたドラマを産み出し続ける。
▼ちばてつや 社会現象になった「あしたのジョー」をはじめ、漫画界の第一人者として70年近く読者を熱狂させ続ける。さらに後進の発掘、作者の権利を守る様々な活動など、長年にわたり日本漫画の振興に尽力してきた。
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