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三笘薫 鬼門突破のキーマンに名乗り「僕が負けなければ突破されない」対面は25歳の注目株

スポニチアネックス / 2024年10月10日 1時31分

<サッカー日本代表練習>練習に汗を流す三笘(左)と前田(撮影・西海健太郎)

 日本代表は10日(日本時間11日午前3時)、26年W杯アジア最終予選C組第3戦でサウジアラビアと対戦する。左ウイングバック(WB)で先発濃厚のMF三笘薫(27=ブライトン)は、鬼門突破のキーマンに名乗りを上げた。過去3戦3敗の敵地で、同予選初の開幕3連勝が懸かる一戦。ローマ所属のDFアブドゥルハミド(25)とのマッチアップが予想される中、攻守にわたるフル回転で左サイドを制圧する構えだ。

 現在地を測る2連戦が始まる。6月から本格導入された攻撃的3バック。三笘、堂安、伊東らをWBに配置することで、攻撃に厚みが増し、2戦12発と好スタートを切った。だが10月シリーズで戦うW杯常連国相手では、強度の高い守備が求められる。三笘は「失点してしまうとアウェーでは難しい。まずは守備から考えたい」と表情を引き締めた。

 左サイドの主導権争いが鍵になる。3バックを軸とするサウジの右WBは、アブドゥルハミドの先発が有力だ。今夏にセリエAローマに移籍した25歳の注目株。スピード自慢の超攻撃型サイドバックだ。対峙(たいじ)する三笘は「僕のところで負けなければサイドで突破されることはない。大事な役割だと思う」。WBは攻守が表裏一体のポジション。1対1を止めれば、必然的に攻撃を仕掛ける回数は増える。

 8日に全27選手がそろい、全体練習は実質2日だけ。蒸し暑さの残るピッチや完全アウェーの状況下も「いい(試合の)運び方をできれば関係ない」と一蹴したエース。負の歴史に終止符を打つ。

《彩艶 次も完封で》 鈴木彩艶が、最終予選初の開幕3試合連続完封を狙う。「キーパーとしてはやっぱりゼロにこだわりたい」と意気込んだ。9月の中国戦は被シュート1、バーレーン戦は同3と見せ場は訪れなかったが、サウジアラビア戦で自身の仕事が増えることは想定内。「相手の勢いは凄いと思うので、後ろが堅いディフェンスをすることがチームの安定感につながる。カウンター、クロスの対応は準備していきたい」と集中力を高めた。

《主力離脱サウジ正念場》 当日のチケットはほぼ完売し、観客数は約6万人の見込み。完全アウェーが予想されるが、サウジアラビアも重圧のかかる正念場を迎えている。主力の出場停止や負傷離脱などアクシデントが続いており、8日には18歳FWアルカイバリの追加招集が発表された。9月は1勝1分けながら内容は低調。同国協会関係者によると、マンチーニ監督に不満を持つサポーターは少なくないといい、日本戦の結果次第では進退問題に発展する可能性もある。

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