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新潟4発! ルヴァン杯準決勝第1戦で川崎Fを4―1で下し、初の決勝へ大きく前進

スポニチアネックス / 2024年10月10日 4時1分

 ◇ルヴァン杯準決勝第1戦 新潟4-1川崎F(2024年10月9日 日産ス)

 J1新潟は、ホームで川崎Fに4―1で快勝。ホーム&アウェーで戦う第1戦を制し、初の決勝進出へ大きくリードした。前半25分にMF谷口海斗(29)のゴールで先制。同45分にはMF太田修介(28)が追加点を決めた。後半も勢いは止まらず5分にFW長谷川元希(25)、8分にMF星雄次(32)が加点。失点は後半26分の1点に抑えた。第2戦は13日にアウェーで行われる。

 ビッグスワンから見えた満天の星空のように、すがすがしい勝利だった。リーグ戦4連敗中と不調だった新潟は、9月の前回対戦で5失点で大敗した川崎Fから4点を奪って快勝。念願の決勝進出へ王手をかけた。

 コンパクトな陣形で鬼門の立ち上がりを乗り切った。4連敗中は前半15分までに先制を許し、大量失点。リーグ前節の鹿島戦から中3日の短い期間で、間延びしがちだった陣形の修正を図った。

 この日はトップと最終ラインの距離を20~25メートルに保ち、無理に前から行かず連動したプレスを継続。ボランチで公式戦約4カ月半ぶりに先発したMF星は「危険なエリアに(パスを)入れられての決定的なピンチは、いつもの試合に比べて少なかった。全体としてうまく動いていた」と手応えを口にする。

 守備でリズムが出ると、攻撃も波に乗った。ビルドアップから相手を押し込む場面が増え、前半25分に右サイドのFW小野のクロスを相手DFがさわり、こぼれ球を谷口が右足ボレーで押し込んだ。同45分にはカウンターから右サイドの太田が角度のないところで「情報でGKの股が空くというのがあって狙った」と決めきった。

 後半も流れを渡さず、5分にトップ下で先発した長谷川元が3点目。8分には星が今季初ゴールとなる4点目で試合を決定づけた。守備は同26分にCKから1点を返されたが、最少失点に抑えた。

 公式戦5試合ぶりの勝利。攻守に大きく貢献した特別指定選手のDF稲村(東洋大)は「新潟を救ってくれと聞いたり、DMで送ってもらったりした。やらないといけないという思いをプレーに乗せて、勝ってサポーターを喜ばせたいと思っていた」と素直に喜ぶ。

 「(連敗中は)あるものが出せていなかっただけ。これをいいきっかけにしたい」。星が言うように、球際の強さ、攻守の切り替えの早さも含めて、本来のプレーをようやく取り戻した。この勢いのまま連勝でファイナル進出をつかむ。(西巻 賢介)

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