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侍・井端監督 日本ハム・五十幡を代表初抜てき WBCまで指揮発表、連覇見据えた人選

スポニチアネックス / 2024年10月10日 5時11分

日本ハムの五十幡

 ◇侍ジャパン 第3回WBSCプレミア12メンバー発表

 侍ジャパンは9日、11月の国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に臨むメンバー28人を発表した。日本ハム・五十幡亮汰外野手(25)がプロ4年目で初めて代表に抜てきされた。大会2連覇を狙う日本の「走塁の切り札」に期待される。井端弘和監督(49)は26年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)まで指揮を執ることが発表された。

侍ジャパンの歴史をひもとけば、神の足がチームを救ってきた。足のスペシャリスト枠で選出されたジョーカーは、中学時代の陸上全国大会で「サニブラウンに勝った男」だった。井端監督は五十幡への期待を語った。

 「代走でちゅうちょなく盗塁を仕掛けられる。先の塁へ行く姿勢がある。代走で出たら積極的にいってもらいたい」

 連覇を狙う日本は、9人がトップチーム初選出となった。その一人の五十幡は今季、主に代走、守備固めでの起用ながらリーグ6位の18盗塁。盗塁だけでなく高いベースランニング技術を誇り、得点源としてチーム躍進の原動力となった。代表では「ポスト周東」として期待され「プレッシャーをいい意味で楽しんで笑顔で走ります」と意気込んだ。

 井端監督も重たい空気を振り払う走塁を目の当たりにしてきた。内野守備・走塁コーチだった前回19年のプレミア12では、スーパーラウンドのオーストラリア戦で1点を追う7回に代走の周東が二盗、三盗を決め同点の生還。逆転勝利し大会初優勝まで突っ走った。現役だった13年WBCの2次ラウンド台湾戦は、1点を追う9回2死から鳥谷が二盗に成功。直後に自身が同点中前打し、延長10回の末に競り勝った。

 26年のWBCまで指揮を執ることも発表された。「まずはプレミア12で世界一になることだけを考えて、一つ一つ課題をクリアしてWBCにつなげていきたい」。平均年齢25・71歳は、15年26・00歳、19年27・68歳だった過去2大会と比べると最も若い。新戦力の台頭を望み「日本の野球が強くあり続けるには必要。失敗は恐れず、思い切ってやってもらいたい」とメッセージを送った。(神田 佑)

 ≪村上&朗希は選外≫右足親指を骨折したヤクルト・村上や、ロッテ・佐々木は選ばれなかった。村上は今季最終戦だった5日の広島戦の自打球によるケガで、井端監督は「将来のある選手。こちらとしても痛いし、本人も出たかったかもしれないですけどグッとこらえてもらおう」と思いやった。佐々木については「実力は知っていますし、途中ケガとかもされていたので、今回は見送った」と説明した。

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