秋吉久美子 唯一無二の高校生活「時計を盗み見るんですよ」 予想外の話ばかりで榊原郁恵も「？」連発

秋吉久美子

　女優の秋吉久美子（70）が、6日深夜放送のBSフジ「ハートフルTV『虫の知らせ』」（日曜深夜0・00～）に出演。型破りな高校生活を振り返った。

　番組で、執筆活動について聞かれると秋吉は「何十年か前に書きました。その頃は授業中に書いてましたね」と告白。MCの榊原郁恵に「そうか、大学院に行っているとき？」と2007年に早稲田大学院に通っていた頃を想像されたが、秋吉は「違う、高校生の時」と、まさかの返答で当時を振り返った。

　「授業中って、すごい集中できるんですよ。先生が何か言っているので、アンテナを張っておいて、指されたら答えられるように（アンテナを）張りながら、本読んだり、執筆したりしてました」と、不思議な授業態度を回想。

　「あとね、時間も案外見れるの」と、予想外のエピソードも告白した。それは高校1年生の時、親からプレゼントされた腕時計を初日に紛失してしまい、「それからは時計がないままの暮らし。だから、いろんな人の時計を盗み見るんですよ」と苦笑いした。

　中学までは教室にあった時計が、高校からはなくなったといい「テストの時に、仲の良い子にチョンチョンってやって、終わる5分前に消しゴムを落として、とか（お願いした）。でないと、時間が分からないから。それが、相手も夢中になっちゃうと落とさないんです。やばいですよ」と語ると、榊原は「答え教えて、なら分かるけど。5分前教えてって」と首をかしげた。

　さらに榊原に「その頃が一番、アンテナが高かった？」と聞かれると、秋吉は「先生も張りながら、消しゴムも見ながら、テストもやりながら、執筆もしながら、本も読みながら。忙しいですよ。学校終わったら、自分なりの部活もありますしね」と真面目な顔で回答。榊原に「自分なりの部活？一つ一つが気になるな」と笑われていた。