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視聴率大幅アップの今季ポストシーズン 要因は過熱するライバル関係と接戦とスターの存在

スポニチアネックス / 2024年10月10日 10時33分

ドジャースの山本(左)と大谷

 今季のメジャーリーグのポストシーズンの盛り上がりは、ここ数年で最も印象的なものになる可能性がある。ネットサイト「ザ・スコア」のトラビス・ソーチック記者が数字を根拠に報じている。

 ワイルドカードシリーズでは、視聴率が昨年比で25%上昇。ピート・アロンソがブルワーズのクローザー、デビン・ウィリアムズから逆転本塁打を放ったメッツとブルワーズの第3戦は、ESPNでは21年以来、最も視聴された野球の試合となった。

 地区シリーズは7日までの試合の視聴率は41%増加し、最初の4試合は平均370万人の視聴者を記録した。これは14年、FOXが放送を開始して以来、最高の数字だ。

 手に汗を握る接戦も、数字の一因となっている。ワイルドカードが始まった1995年以降、全ての地区シリーズが2試合終了時点で1-1となるのは初めて。シリーズを盛り上げているのは「ライバル関係」と言える。パドレスとドジャースのライバル関係は熱を帯び激化。ライバル関係は時に行き過ぎて選手やファンの誤った行動を引き起こすが、言葉の応酬だけであれば問題はない。

 04年のア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦ヤンキース対レッドソックスは、地元ボストンで、ニューイングランド・ペイトリオッツのスーパーボウルの視聴率さえも上回った。ちなみにパドレスファンにとってドジャースは最大のライバルだが、ドジャースファンにとって最大のライバルはジャイアンツ。この不均衡はパドレスファンにとって劣等感といら立ちを生み、ファンのさらなるモチベーションとなる。

 メッツとフィリーズは互いに最大のライバルで、調査によればこのライバル関係は野球界で5番目に強いもので、実はポストシーズン初対決。ガーディアンズとタイガースも互いの最大のライバルで、こちらもポストシーズンシリーズで初対戦となった。

 スターの存在も熱い。ドジャースの大谷翔平、パドレスのフェルナンド・タティス、ヤンキースのアーロン・ジャッジとフアン・ソト。ロイヤルズのボビー・ウィット、ガーディアンズのホセ・ラミレス、メッツのフランシスコ・リンドアなどだ。さらにタイガースのタリク・スクバル、パドレスのジャクソン・メリルなど新しいスターも生まれている。

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