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不運…大谷翔平 審判の腕に打球当たり生還狙うも本塁憤死 四球→好走塁で二進直後に…

スポニチアネックス / 2024年10月10日 11時25分

初回、ニゴロに倒れ一塁ベースへ走るドジャース・大谷翔平(AP)

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第4戦 ドジャース-パドレス(2024年10月9日 サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、パドレスとの地区シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席は四球を選んで出塁した。

 5-0で迎えた4回1死の第3打席は相手3番手・モレホンからストレートの四球を選び出塁。次打者・ベッツの中飛で好走塁を見せ、二塁に進んだ

 これで2死二塁にすると、T・ヘルナンデスが三塁線へ鋭い打球を放った。打球は三塁手・マチャドのグラブに当たったあと、「フェア」のジェスチャーをした三塁塁審の腕に当たり、外野まで抜けず。三塁コーチはストップをかけたが、一気に生還を狙った大谷は打球が審判に当たったことに気付かず本塁突入。タッチアウトとなり、不運に泣かされ6点目を逃した。

 相手先発・シースからは第1戦で2回に一時同点となる3ランを放った相手。初回の第1打席は第1球の高め99・6マイル(約160・3キロ)をフルスイングも空振り。気合十分だったが最後はニゴロに倒れた。

 1-0の2回2死一、三塁で迎えた第2打席はシースの外角スライダーを捉え、右前へ適時打を放ち、貴重な追加点を奪いシースをKO。この回、ベッツにも適時打が飛び出し、リードを3点に広げた。

 ベンチでは口元を手で隠しながら、ベッツやT・ヘルナンデスと話し込む場面も。情報交換をしていたとみられる。

 前日8日(同9日)の第3戦は3回に中前打を放ち、T・ヘルナンデスの満塁弾をお膳立てし1点差に迫ったが、安打はこの1本のみでチームも惜敗。1勝2敗とパドレスに王手をかけられ、リーグ優勝決定シリーズ進出へ「負ければ終わり」の崖っ縁に立たされた。

 それでも試合後は「あとはシンプルに2勝するということだけを考える。今日終わったことは終わったことで、明日切り替えて頑張りたいと思います」と切り替えを強調していた。

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