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T・ヘルナンデス「不運だったね」「仕方ない」自身の打球で大谷が生還狙うも審判に当たり本塁憤死

スポニチアネックス / 2024年10月10日 14時41分

4回、パドレス・ヒガシオカにタッチされ、本塁で憤死するドジャース・大谷(ロイター)

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第4戦 ドジャース8-0パドレス(2024年10月9日 サンディエゴ)

 ドジャースは9日(日本時間10日)、敵地でのパドレスとの地区シリーズ第4戦に快勝。対戦成績を2勝2敗に戻した。2安打したテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)も勝利を喜び、大谷の“不運”についても言及した。

 試合後、T・ヘルナンデスはこの日の戦いぶりに「素晴らしかった。見ての通り、ブルペンがすべての鍵だったと思います。ブルペンがパドレスが得点するチャンスを止めてくれたし、うちの攻撃にもチャンスを与えてくれた。こうやってチーム一丸となってプレーすることで、うちはたくさんの試合に勝てる」と8投手の継投による完封リレーが勝利を呼び込んだと投手陣に感謝した。

 この勝利でドジャースにモメンタム(勢い)があるかと問われると「いや、ただ、自分たちの仕事をこなすだけです。モメンタムを握っているとは言いません」と冷静に語り「ただ次の試合でもフィールドに出て戦うだけです。金曜日に勝つためにベストを尽くします」と運命の第5戦に勝利するだけと誓った。

 この日は右足首を負傷中のフリーマンが欠場。自身の打順が3番に繰り上がり、前を打つベッツが2戦連発となる本塁打を放った。ベッツについては「ムーキーはこの打線、このチームの大きな部分を占めている選手の一人。彼が好調なら、みんながついていく」とし「今日も昨日も、彼は実力を発揮しました。強打者が自分の仕事をすると、チームにとって良いことが起きるよ」と笑みを浮かべた。

 また、4回2死二塁から自身が三塁線へ鋭い打球を放つと、二塁走者の大谷が本塁突入。ただ、打球は不運なことに三塁手・マチャドのグラブに当たった後、三塁塁審の腕にも当たり外野まで抜けず。素早く打球処理したマチャドの返球で大谷は本塁憤死となった。このプレーについては「不運だったね。仕方がないよ。アンパイアもゲームの一部だし、今日に関してはボールが彼に当たってしまい、不運だった」と切り替えるしかないと語った。

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