王者組のMUSASHI、吉岡「大人の色気で」 挑戦者組のHAYATO、安斎「初のタッグベルト」必ず

　全日本プロレスは10日、都内で12日の行田大会の世界タッグ選手権、13日の沼津大会のアジアタッグ選手権、22日の後楽園ホール大会のGAORA　TVチャンピオンシップの会見を行った。

　アジアタッグ王者のMUSASHI、吉岡世起組はライジングHAYATO、安斎勇馬組との5度目の防衛戦を行う。王者組のMUSASHIは「相手にヘビー級がいるが関係ない。俺たち2人なら勝てる」と防衛に自信満々。

　吉岡も「あいつらには大人の色気が足りない」と挑発した。これに挑戦者組の安斎は「こんな2人なら大人の色気はいらない」とばっさり。

　HAYATOも「年取ってるだけ。自動的に出るし、今はいらない」と切り捨てた。

　とくに挑戦者組の2人はベルト奪取に成功すれば、ともにタッグ初戴冠。HAYATOは「全日本でタッグのベルト獲ったことがない。ベルトを獲って全日本の根底から覆す大事なキーにする」とやる気だ。HAYATOとの共闘を提案した安斎も「3冠のベルトを持っているときは輝いていた。何かモヤモヤが残る。タッグのベルトを獲ってトップに立ちたい」とベルト奪取へ並々ならぬ決意を見せていた。