井戸田潤 新生ジャンポケにさりげなくエール 自身の時は「鳴りやまぬ拍手、一番の声援」

井戸田潤

　お笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤（51）が10日、ニッポン放送「ナイツ　ザ・ラジオショー」（月～木曜後1・00）にゲストとして生出演。「ジャングルポケット」のおたけ（41）と太田博久（40）にさりげなくエールを送る場面があった。

　お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之（46）と土屋伸之（45）がパーソナリティー、同「ハリセンボン」の箕輪はるか（44）がパートナーを務める同番組。

　相方の小沢一敬（51）が1月から活動休止中の井戸田は、単身でのお笑い営業について「もう慣れましたか？」と塙に尋ねられた。

　すると、井戸田は「もう8分ぐらいでまとまりかけてきた。いきなり出て“質問ある人？”って聞いて。出てきてさ。“いやホントすいませんね、今年入ってずっと一人なんです”って。まずそれでひと笑い取って。“えーとね。ワタシずっと漫才やってたもんですから（一人では）ちょっとネタもないんですよ。えー…質問あります？”って」とつかみはこれでオッケーだとまずは明かした。

　単身で活動を始めた直後は特に観客からの対応が温かかったそうで「もう鳴りやまぬ拍手よ。あったかかった。30年弱、芸人やってるけど、一番の声援だったもんね」と当時を回想する。

　ジャンポケは斉藤慎二（41）が不祥事を起こして脱退。トリオからコンビとなった2人は前日9日、千葉・よしもと幕張イオンモール劇場で行われたお笑いライブに2人体制となってから初めて出演し、「どうもすみませんでした」と30秒近く頭を下げたが、会場からは大きな声援と拍手が降り注いだ。

　「ネットニュース見てたらさ。ジャンポケが2人でもの凄い（爆笑を）かっさらったって」。自身と重ね合わせたのか、少し感慨深げな井戸田だった。