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池村寛世 キャディーの新妻と進撃!メジャー初Vへ好発進「200点です」 夫婦で目指すはアジアツアー

スポニチアネックス / 2024年10月11日 4時2分

<日本オープン・初日>1番、キャディーで妻の坂口琴音さんと笑顔を見せる池村寛世(撮影・西尾大助)

 ◇男子ゴルフツアー 日本オープン第1日(2024年10月10日 埼玉県 東京GC=7251ヤード、パー70)

 国内メジャー第3戦が開幕し、ツアー通算2勝の池村寛世(29=ディライトワークス)が7バーディー、ボギーなしの63をマークし、単独首位に立った。今週から替えた1Wのシャフトと新調したばかりのパターがさえ、バーディーを量産した。63はツアー自己最少に並び、大会最少記録にもあと1打に迫る好スコア。メジャー初優勝に向けて最高のスタートを切った。

 最終18番、池村はバンカーから放り込み、連続バーディーで締めくくった。自己最少63のスコアカードを提出し「200点です。フェアウエーを外れたのは2回。ティーショットが良かった」と目を細めた。難コースでも流儀を貫いた。ラフは150~200ミリと深く、300ヤード付近のフェアウエーは絞られている。第1打で1Wを回避する選手が多い中、平均飛距離302・22ヤードの飛ばし屋は1Wを握り続けた。

 今週から1Wのシャフトを替えた。前週までのフェアウエーキープ率は51・601%も、「振りやすい」と直感で入れた新シャフトで気持ち良く振り、フェアウエーを捉え続けた。パターはこの日朝届いたばかりの新モデル。20分ほどの練習で投入した新兵器が全選手中唯一のボギーなしラウンドを支えた。

 2日前に中島啓太と練習ラウンドした。深いラフに「メンタルがもたなかった」と3番まで回っただけで「面白くないから帰るわ」と告げてコースを去った。翌日、インは回ったものの4~9番はラウンドなし。それがこの日は初見の5~8番で4連続バーディーを奪い波に乗った。

 5月26日にキャディーの琴音さん(28)と結婚。2人とも海外好きでアジアツアーのシード獲得を目指しており来週はタイの大会に出場する。移動のため2人で往復40万円のプレミアムエコノミー席を予約した。奮発したので上位に入って賞金を稼ぎたい。「ビジネスクラスだと2人で150万円くらいになるけど優勝したらビジネスに変えます」。メジャー制覇とともにアップグレードももくろんでいる。 (福永 稔彦)

《今平 完璧2位》 今平が66で回り2位につけた。ホールアウト後は「完璧です」と胸を張った。深いラフを回避するためティーショットでは3Wなどを使用し、1Wを握ったのは5番の1ホールだけ。「ラフに入ったのは1回か2回。結構フェアウエーキープできた」とうなずいた。東京GCから近い埼玉県入間市出身。「車に乗る時も、いつも見ている景色でストレスもたまらない」とリラックスして臨んでいる。地元でのメジャー初優勝へ視界良好だ。

《稲森 上出来の67》 3度目の大会制覇を狙う稲森は、難コースで67の好スコアに「3オーバーくらいは良しという感じだったので、上出来過ぎ」と笑顔だった。深いラフを避けるために1Wをなるべく使わない選手が多い中、ほとんどのホールでドライバーを握ったという。「フェアウエーじゃないと何もできないので、ティーショットは神経を使った」と納得の口調だった。

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