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阪神戦力外の加治屋、岩田が鳴尾浜で早朝から練習 家族、目標…それぞれの思い胸にチャンス待つ

スポニチアネックス / 2024年10月11日 5時16分

キャッチボールを終えた阪神・加治屋(左)と岩田(撮影・中辻 颯太)

 10日の2軍残留練習が始まる数時間前、鳴尾浜球場で体を動かす選手の姿があった。阪神から戦力外通告を受けた加治屋蓮投手(32)、岩田将貴投手(26)。2投手とも現役続行を希望しており、他球団でのチャンスを求めて汗を流していた。

 加治屋は午前7時30分には球場に到着。そこから練習をスタートさせていた。「今はウエートを中心にやっている。気持ちは来年に向かっているので。パフォーマンスがしっかり出せるようにやっています」。原動力は家族だ。一番近くにいてくれる存在が、現役続行を後押ししてくれる。「どこに行くにしても、家族と一緒に。ということは話し合いました。上の子が小学校に行っていて、友達もたくさんできたので、受け入れ難いところもあると思う。そこを理解してもらいながらですね」。再びマウンドで躍動する姿を家族に見せるためにも、強い覚悟で練習に臨んでいる。

 岩田は戦力外通告時の涙から一転、晴れやかな表情でキャッチボールなどを行った。「悔しがっていても仕方ない。今できることをしっかりやって、待つだけ」。寮の部屋が同じで仲がいい湯浅と、同じ舞台に立つ目標もある。「あいつも今はしんどい。お互いつらい時期だからこそ、助け合いたいし、いつか投げ合えたら」。盟友といつか対峙(たいじ)するためにも、体を動かしてチャンスを待つ。

 

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