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日本ハム・万波 自身初のポストシーズンに「ワクワク感」日本一へ「一番長いシーズンにしたい」

スポニチアネックス / 2024年10月11日 6時2分

守備練習で本塁に送球する万波(撮影・高橋 茂夫)

 【万波中正 万thly日記】日本ハムが誇る主砲・万波中正外野手(24)が、日常をコラムでつづる「万thly日記」。第6回はいよいよあす12日から始まるクライマックスシリーズ(CS)について。自身初のポストシーズンで、8年ぶりの日本シリーズ進出とその先の日本一に向けて力を尽くすことを誓った。

 キャリア初のCSでワクワク感があります。秋に日本一を懸けて試合したいというのは、ずっと思っていました。それが目前に迫ってきて、より一層、気持ちの高ぶりは感じています。

 過去のCS時期は、ほぼ宮崎でのフェニックス・リーグに参加していました。日中に試合をして夕飯を食べながらCSをテレビで見る、というのが恒例行事。憧れが強くて、「ここで野球したいな」と思いながら見ていました。フェニックスに行っていた時は、少しでもいいきっかけをつくって打撃を成長させたいと思っていましたが、それはあくまで個人的な感情で、今は心境が変わっています。今年は勝てる喜びが今までよりはるかにあるし、自分が苦しい時期でもチームが勝つと楽しい。改めてチームスポーツだなと感じています。

 プロに入ってから優勝の経験は、20年のフェニックスで、それは凄く覚えています。まだキヨ(清宮)さんやジェイ(野村)も来ていて、みんなが凄い打っての優勝。試合後の練習もとてもきつかったです。そういう中で、レギュラーシーズンでもなんでもないけど、“優勝”というのが凄くうれしかったですね。日本一になれたら、どんな気持ちになるんだろうと、なかなか想像ができないです。

 一番の思い出にあるCSは、僕が中学2年だった14年のファイターズとソフトバンクのファイナルステージ。ファイターズは勝てなかった年ですが、中田翔さんが4試合連続本塁打を打って、「中田さん、すげえ」と実家のテレビで見ていました。自分がファイターズの選手だからではなく、純粋にそのCSは強く印象にあります。だから今、そのチームに自分がいるのが不思議。人生って、本当にいろんなことが起こるなと思います。

 短期決戦の経験はあまりないですが、去年に侍ジャパンとして参加したアジアチャンピオンシップと近い雰囲気だとしたら、積極的に手を出していくとか、甘い球が来たらどんどん打ちにいく姿勢が大事かなと思います。何度も対戦している投手が相手だし、本当にそれだけでいいのかは考えないといけないですが、積極性は絶対に失わないようにしないと緊張感にのみ込まれてしまうのかなと思います。

 ファーストステージを本拠地のエスコンでできるのはうれしいことだし、ファンの皆さんはとにかく心強いです。優勝するとなったら日本一しかない。ソフトバンクに負けてリーグ優勝を逃したけど、最後に勝ったほうが勝ちだと思っています。今一緒にやっているメンバーと喜びや感動を味わいたい。日本一以上にいい終わり方なんてないので、プロ野球で一番長いシーズンにしたいです。(北海道日本ハムファイターズ外野手)

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