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【スポニチが選ぶ虎のドラフト候補 野手編】狙うは左打ちの外野手 富士大・麦谷にロックオン

スポニチアネックス / 2024年10月11日 5時16分

富士大・麦谷

 24日のドラフト会議を2週間後に控えた10日、高校、大学ともにプロ志望届の提出期限を迎えた。今年は高校生159人、大学生162人が提出。スポニチでは、現時点で支配下登録(第1次戦力外通告選手除く)されている阪神の投手陣、野手陣の年齢分布表をもとに補強ポイントを分析。リーグ優勝奪回へ向けたチーム力底上げを見据え、投打それぞれに最適なドラフト候補を挙げる。

 今年の野手の目玉候補は即戦力遊撃手の明大・宗山塁だが、年齢分布を見るかぎり阪神の補強ポイントからはややズレる。二遊間には小幡、高寺、戸井、山田、百崎ら若手が控え、優先順位は高くない。補強ポイントを超越した評価なら宗山1位も一手だが、それよりも22~28歳付近のゾーンが空白となっている左打ち外野手、右打ち内野手のいずれかに狙いを定めたい。来季31歳シーズンの近本、大山の後継候補だ。

 左打ち外野手では富士大・麦谷祐介が有力候補。50メートル走5秒8など身体能力抜群で、昨年の全日本大学選手権で青学大・下村(阪神ドラフト1位)、明治神宮大会で青学大・常広(広島ドラフト1位)からいずれも左越え本塁打を放った。中大・桜井享佑、立正大・飯山志夢も巧打が持ち味の即戦力候補。早大・吉納翼は今春リーグ戦で3本塁打のスラッガーだ。右打ち外野手では青学大・西川史礁、大商大・渡部聖弥が上位候補だが、補強ポイントに重ならない。

 右打ち内野手では青学大・佐々木泰だ。今年6月の全日本大学選手権4試合で2本塁打8打点。大きく左足を上げる打撃フォームや打撃スタイルも大山にタイプが近い。また、少し世代が下になるが、今年の高校生で随一の打力を誇る大型内野手の花咲徳栄・石塚裕惺も、次代の主砲候補になりえる逸材だ。

 高校生では他に内野手の金沢・斎藤大翔、外野手の豊川・モイセエフ・ニキータらスケールの大きい選手を狙いたい。また、捕手は日本生命・石伊雄太、NTT東日本・野口泰司がともに強肩の即戦力候補。高校生では健大高崎・箱山遥人が有力候補になる。

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