フィフィ「先進国で中国への渡航危険情報がレベル0なのって日本ぐらいと…」中国の児童切りつけ事件に

フィフィ

　エジプト出身のタレント、フィフィ（48）が11日までに自身のSNSを更新。中国広東省広州市の小学校近くで8日、男（60）が小学生らを刃物で切り付け、3人が負傷した事件について言及した。

　地元警察によると、1人は病院で治療を受けているが、命に別条はないとされる。警察が男を拘束し、動機や経緯を調べている。中国メディアが9日までに伝えた。

　報道によると、負傷者のうち2人が小学生で、小学5年の女児が重傷、3年男児がかすり傷を負った。事件当時、小学校の校門前に多くの児童がいたという。

　中国各地では刃物による切り付け事件が相次いでいる。9月には広東省深センで日本人男子児童（10）が刺殺され、広州市の日本人学校は今月から全てのスクールバスに警備員を同乗させる方針を決めている。

　フィフィは「中国の校門前で小学生ら3人刺される、不満のはけ口に子供狙ったか…日本総領事館が注意喚起」と題された記事を引用し、「先進国で中国への渡航危険情報がレベル0なのって日本ぐらいと聞いたんだけど？日本総領事館が注意喚起してる一方で、レベル0のままって矛盾してない？どんな力が働いてるの？」とつづった。

　エジプト生まれのフィフィは、2歳の時に日本に家族で移住。中京大情報科学部を卒業後、就職し、01年に日本人男性と結婚。第1子の長男を出産した05年にTBSのバラエティー番組「アイチテル！」でタレントデビュー。「ファラオの申し子」のニックネームで、歯に衣着せない言動で人気となった。