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先発3人の合計防御率は10.13 地元紙コラムニストが第5戦もド軍はブルペンデーにすべきと主張

スポニチアネックス / 2024年10月11日 8時33分

2回を抑え、ガッツポーズするドジャース・バンダ(AP)

 ロサンゼルスタイムズ紙のコラムニスト、ディラン・ヘルナンデス記者が第5戦もドジャースはブルペンデーにすべきだと主張している。

 サンディ・コーファックス、フェルナンド・バレンズエラ、クレイトン・カーショーのような偉大な先発投手を抱えてきたドジャースが、シーズンの最も重要な試合でブルペンデーというのは、ドジャースファンは不安を感じるかもしれないが、アンドリュー・フリードマン編成本部長のチームはかつてのドジャースとは違う。

 山本由伸は第1戦で3イニングで5点を失い、ジャック・フラーティは第2戦で5回1/3を投げて4失点、ウォーカー・ビューラーは第3戦で5イニングで6失点だった。3人の合計防御率は10.13だ。

 一方、第4戦のブルペンデーは8投手の継投で無失点、8対0と快勝した。キャッチャーのウィル・スミスは、「みんな素晴らしかった。ゾーンを攻めて、打者を仕留め、9回無失点で終えることができた。今夜、私たちにはそれが必要だった」と話した。

 もちろん毎試合8人のリリーフ投手を起用するわけにはいかない。しかし、ドジャースはメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズでどのように投げるかは、その時点で考えればいい。今は、地区シリーズ第5戦に勝つことが大事で、そのための取るべき作戦はブルペンデー。第4戦で投げたリリーフ投手たちは、1日のオフで回復できるからだ。

 左腕アレックス・ベシアは、第4戦で27アウトのうち5アウトを担当し、「このブルペンが特別だというのは、シーズンを通じて言ってきたことだ」と胸を張る。パドレスがこのシリーズで挙げた21得点のうち、15点はドジャースの先発投手である山本、フラーティ、ビューラーから奪ったもの。ドジャースのブルペンが許した6点は、10対2で敗れた第2戦でのもので、そのうち4点は、信頼度の低いマイケル・グローブとエドガルド・エンリケスが許したもの。グローブは8日、肩のケガでロースターから外れた。公式戦でもドジャースがブルペンデーとして戦った8試合は、5勝3敗、防御率2.92を記録している。

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