広島 ドラフト1位に明大・宗山指名を公表「決まっていることを隠すことない」 くじ引きは新井監督の予定

明大・宗山

　広島は11日、明大の宗山塁内野手(21)を24日のドラフト会議で1位指名すると公表した。広島市南区の球団事務所で開いたスカウト会議後、田村恵スカウト部長(48)が「純粋に今年の対象選手の中で一番高く評価した。決まっていることを隠すこともないですし、カープとしての誠意を見せる意味でも、この段階で発表した」と説明した。

　宗山は、広島・広陵高OB。明大では1年春からショートを担い、アマチュア球界ナンバー1の即戦力内野手との世評を得る。同部長は「攻守走、全ての面で高いレベルにあり、将来、主軸選手になってくれるものと思っている」と語った。他球団との競合は必至で、抽選になった場合は新井貴浩監督(47)がくじ引きに臨む予定だ。