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矢吹正道がKO決着を予告の上で「不屈の闘志で最後までリングに立っています」前日計量パス

スポニチアネックス / 2024年10月11日 13時4分

<IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ前日計量>計量を終え、ガッツポーズする王者シベナティ・ノンシンガ(左)と挑戦者の矢吹正道(撮影・椎名 航)

 12日に開催されるボクシングイベント「3150×LUSHBOMU vol.2」(愛知県国際展示場)の前日計量が11日、名古屋市内で行われ、IBF世界ライトフライ級タイトルマッチは王者シベナティ・ノンシンガ(25=南アフリカ)、挑戦者で同級2位の矢吹正道(32=LUSH緑)がともにリミット(48・9キロ)を200グラム下回る48・7キロでクリアした。その後のフェースオフでは26秒間にわたり、視線を交錯させた。最後は矢吹から手を差し出して握手を交わした。

 元WBC世界同級王者の矢吹は2年7カ月ぶりに世界戦のリングに立つ。「今まで長くチャンスを待ってきた。やっと(試合が)来たなという感じ。ノンシンガ選手に勝つことだけを考えている」と意気込んだ。試合展開について「お互いに似たタイプで必然的にKO決着になる」と予告。その上で「不屈の闘志で最後までリングに立っています」とKO勝利を宣言した。

 王者ノンシンガは計量時から笑みをふりまいて余裕をうかがわせた。「矢吹に初めて会った印象?特にない。夢を実現させるためリングに上がって自分の力を出すだけ」。矢吹がKO決着を予想したことに関し「挑戦者がそう言わないといけないことを私は理解している。私は勝ちに徹する」と判定でもKOでも、勝利を最優先に求める姿勢を示した。

 試合の模様はABEMAで無料生中継される。

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