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オリックス・岸田新監督「チームのために力になれたら」就任会見で決意表明

スポニチアネックス / 2024年10月11日 13時16分

<オリックス 会見>就任会見を行った岸田監督(撮影・平嶋 理子)

 オリックスの岸田護新監督が11日、大阪・舞洲の球団施設で就任会見に臨んだ。

 「驚きと不安と、緊張と。今はその気持ちが強いです。長くオリックス一筋でやらせていただきまして、要請を受けてチームのために力になれたらと思って受けました」

 今季最終戦後に中嶋監督が退任を表明し、球団から後任を託された。現役時代はオリックス一筋14年間で通算433試合に登板。19年に引退し、20年からは主に2軍担当の投手コーチを務めた。今年6月6日に1軍担当へと代わり、昨季まで3連覇を成し遂げた中嶋監督の間近で指導者として経験を積んだ。

 前身の阪急から89年にオリックスとなってから16代目(15人)で、投手出身は初。自身の引退セレモニーでは「これからオリックスは強くなります」と宣言した新指揮官は、「実力のある選手が多いと思っていますし、実際3連覇もして既に強いチームだと思っています。今年は勝てなかったですけど、やはり最後に(中嶋監督が言った)慣れという部分は選手に限らず、チーム全体にあったのかなと。中嶋さんに任せておけば何とかなる空気もやはりあったのかなと。そこをもう一度一丸となって、同じ方向を向いて戦っていくことからスタートだと思います」と力を込めた。

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