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大型ハリケーンで屋根吹き飛んだレイズ本拠球場 一夜明け被害明らかに 185キロの風に耐える設計も…

スポニチアネックス / 2024年10月11日 14時16分

大型ハリケーンにより被害を受けたレイズの本拠トロピカーナ・フィールド(AP)

 フロリダ州に上陸した大型ハリケーン「ミルトン」の影響で、レイズの本拠地トロピカーナ・フィールドの屋根が吹き飛ぶ事故が発生。一夜明けた10日(日本時間11日)、被害の実態が明らかとなった。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」でも被害の詳細が報じられ、ドーム屋根の大部分が剥がれ落ち、その下にあるキャットウォークと球場の内部が露出。剥がれ落ちた屋根はグラウンドや客席に落下した。

 レイズは「昨夜の球場の被害でけが人が出なかったことは幸運であり、感謝しています。今後、数日から数週間かけて、トロピカーナ・フィールドの本当の状況を評価できる。その間、私たちは警察と協力して建物の安全を確保する」と声明を出したという。

 1億3800万ドルをかけて建設された同球場は1990年に開場。屋根は最大115マイル(約185・1キロ)の風にも耐えられるよう設計されていた。

 球団は13億ドルをかけて28年に新球場の開場を予定している。来年1月から建設開始するが、現球場の大規模修理も必要な状況になった。

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