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大山のぶ代さん死去 のび太、ジャイアン、スネ夫役も天国へ 「ドラえもん」共演声優たちの今

スポニチアネックス / 2024年10月11日 14時29分

アニメ映画「ドラえもん」が22日間で、延べ観客動員数4000万人突破。声優として駆け付けた小原乃梨子(左・のび太)と大山のぶ代さん(1992年撮影)

 俳優の大山のぶ代(本名・山下羨代=やました・のぶよ)さんが9月29日に老衰のため亡くなったことが分かった。90歳。所属事務所が発表した。

 大山さんは1933年10月16日生まれ、東京都出身。役者を目指し、俳優座養成所に第7期生として入所し、1956年にNHKドラマ「この瞳」でデビューを果たした。

 大山さんの代名詞になったのは、1979年からテレビ朝日系で放送されたアニメ「ドラえもん」で、主人公のドラえもんの声を担当。05年に勇退するまで26年間担当し、自他ともに認める代表作となった。

 「ドラえもん」は05年にドラえもん、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫の主要キャラクター5人と、準レギュラー陣の声優たちが同時に勇退した。大山さんのドラえもんと長年コンビを組んだ、野比のび太役の小原乃梨子さんは今年7月12日、88年に死去したばかりだった。昭和のアニメを彩った“名コンビ”。のび太役の小原さんの後を追うように、ドラえもん役の大山さんも天国へ旅立った。

 “しずかちゃん”こと源静香役を務めた野村道子(86)は、同役と時を同じくするように、「サザエさん」の磯野ワカメ役も降板。プロダクション業に専念することを明かしていた。

 “ジャイアン”ことガキ大将の剛田武の声を担当した、たてかべ和也さんは、降板後も数々のアニメ作品で活躍した。晩年は胃がんとの闘いで、15年に急性呼吸不全で死去した。80歳だった。

 骨川スネ夫役だった肝付兼太さんは、降板後も「ブラックジャック」「ケロロ軍曹」に出演した。10年に医師から肺炎と診断され、16年に死去した。73年放送の日本テレビ版「ドラえもん」では、実はジャイアン役だった。

 出来杉君こと出木杉英才役の白川澄子さんは15年11月25日、くも膜下出血のため80歳で死去。「サザエさん」では中島君役も担当した。のび太の孫、セワシ君役の太田淑子さんは21年10月29日、心不全のため89歳で亡くなった。昭和の少年少女たちに夢と希望を与えた声優たちは、その多くが鬼籍に入っている。

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