10・11スタート、テレ朝「無能の鷹」 出演の菜々緒＆塩野瑛久が都内で放送直前サプライズイベント！

都内でイベントを行った菜々緒＆塩野瑛久

　10月スタートのテレビ朝日ドラマ「無能の鷹」（金曜後11・15）に出演する菜々緒（35）と塩野瑛久（29）が11日、初回放送に先駆けて、都内でサプライズイベントを行った。

　“有能”に見える女と“無能”に見える男の最強タッグが、放送を前にダイレクト宣伝を敢行。SNSが主流のご時世で、渋谷の街で「賄賂」とする無能の文字をあしらった飴を配るアナログ作戦を行い、「ドラマを見てください」と熱烈アピールを行った。

　スマートな身のこなしに落ち着いた声、自信に満ちあふれているのに謙虚な立ち振る舞い。どこからどう見ても中堅エース級の風格を備えていて、超有能そうな見た目なのに、実は衝撃的に無能な主人公・鷹野を演じる菜々緒は「元々ドラマを見ようと思っていたと言っていた方がいらっしゃったので、沢山の人が見てくれることを祈っています！」と声を弾ませた。

　一方、塩野は「飴を渋谷に配りにきたり“ドラマみてください”とタスキまでしているので（笑）。無能の鷹、本日初回放送ぜひご覧ください！飴を渡した人は見なきゃダメです！！」と劇中のひよわで言いたいことも言えない気弱な鶸田と打って変わり、積極的にドラマをアピールした。

　原作は、はんざき朝未さんが女性漫画誌「Kiss」（講談社）で連載中の同名作品。書類印刷やパソコンの起動もできない主人公が「無能ですが、何か？」のスタンスで潔く生きてゆく脱力系コメディー。

　≪1話あらすじ≫

　50社受けて、ほぼ全滅。就職活動で大手企業では全滅した鶸田道人（塩野瑛久）は、のちに勤めることになるITコンサルティング会社《TALON》の面接会場で、鷹野ツメ子（菜々緒）と出会う。スマートな身のこなし、公共放送のアナウンサーのようなきれいな声、余裕のある微笑み…圧倒的な《デキるオーラ》を醸す鷹野を、一目で「デキる人」だと直感する鶸田。

　翌年――、無事にTALONに入社した鶸田は、面接の時に一目置いた憧れの鷹野と同じ営業部に配属される。真剣な表情で、颯爽と作業をこなす彼女だが、なんと入社して3カ月、資料のホチキス留めしかしていなくて（それさえもズレまくっている）――!?

　そう、鷹野はそのいかにもデキそうな容姿とは相反し、圧倒的に《無能》だと発覚。社内ニートになっていたのだ…！

　鷹野の指導係である鳩山樹（井浦新）、鶸田の指導係・雉谷耕太（工藤阿須加）、鵜飼朱音（さとうほなみ）らが見守る中、「難しいことを考えると頭が痛くなる」とパソコンでのグラフ作成もままならず、「何がわからないのかが、わからない」と笑顔で肩をすくめる鷹野。いやいやまさか、こんなに無能な人間が存在するはずがない…能ある鷹は爪を隠すっていうし…秘められた能力があるのでは、と勘繰る同僚たちの期待は、ことごとく、美しく、裏切られてゆく―。

　一方鶸田は、初対面の相手から向けられる、自分を値踏みするような視線に臆してしまい、契約が取れない日々が続く。「第一印象最弱の自分は、営業職に向いていないのでは…」と悩んでいたところ、うっかり部長の朱雀又一郎（高橋克実）が、無能すぎる鷹野をクビにしようと密談している姿を目撃。どこか他人事ではない気持ちになった鶸田は、なんと鷹野を営業のパートナーに指名して…？

“有能”に見える女ד無能”に見える男の最強タッグが奇跡を起こす―!?　肩の力を抜くどころか膝かっくんしちゃう、“超“チル”なお仕事コメディ爆誕！