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大山のぶ代さん悼む 現ドラえもん・水田わさび「その背中に届くように、のび太君たちとこれからも冒険…」

スポニチアネックス / 2024年10月11日 20時12分

水田わさび

 声優を中心とした芸能事務所「青二プロダクション」所属の野沢雅子、水田わさび、かかずゆみが11日、事務所を通じて9月29日に老衰のために死去した大山のぶ代(本名・山下羨代=やました・のぶよ)さんを追悼するコメントを発表した。

 大山さんの代表作の一つでもある「ドラえもん」の声。野沢雅子の後任として1979年から26年の長きに渡って担当した大山さん。その国民的な「ドラえもん」を大山さんから引き継ぎ現在まで担当している水田わさびは「突然のご逝去の報に何をどう伝えればいいかわからないくらい心が動いております」とショックの大きさを吐露。

 そして「それくらい偉大な役者さんであり、とてつもなく大きなバトンを受け取りました。今も演じる中で、大山さんがマイクの前に立つ背中を思い出します。これからも何度も思い出します。その背中に届くように、のび太君たちとこれからも冒険します。長い間、本当にありがとうございました」と旅立った偉大な先輩へ思いを届けた。

 大山さんは、テレビアニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)で1979年から26年間にわたってドラえもんの声を担当するなど、声優としても活躍。2012年に認知症を発症し、15年に公表。芸能活動に事実上の終止符を打ち、老人ホームで余生を送っていた。晩年は入退院を繰り返し、先月29日に眠るように息を引き取った。

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