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須田慎一郎氏 石破首相の“弱者目線”評価も…変節ぶりに失望「党の常識をひっくり返す期待感だったのに」

スポニチアネックス / 2024年10月11日 21時49分

石破茂氏

 経済ジャーナリスト須田慎一郎氏が11日、ニッポン放送「泉房穂の情熱ラジオ」(金曜後6・00)にゲスト出演し、石破茂首相のここまでについて私見を語った。

 9月の自民党総裁選では、解散総選挙について、国民に判断材料を提供するため、一定程度の日数を確保した予算委開催を主張していたが、総裁に就任すると方針を翻し、戦後最短の早期解散に踏み切った。

 須田氏は総裁就任前の石破氏には期待していたという。「自分の思った通りのことを言っているし、弱者目線なんですよ、あの人。いろいろ誤解されているけど金融所得課税。何でこのタイミングで言い出すんだろうと、話を聞いているのを見ると、格差是正なんですよ」。金融政策の内容はともかく、その根底にある弱者目線を評価した。

 就任後の変節ぶりに、前兵庫県明石市長で弁護士の泉房穂氏は「当初からつまずいた」と失望ぶりをあらわに。須田氏も「今の石破内閣、石破政権、石破体制と言っていいけど、誰に決定権があるのか、誰が主導権を握っているか、責任の所在があるのか、さっぱり分からないんですよ。石破さんはどんどんどんどん手のひら返しをするし」と疑問を口にした。

 裏金議員に対する選挙での処遇変更についても、「石破さんは逆に説得されたって話なんですよね。森山裕幹事長だとか、小泉進次郎選対委員長から説得されたって」と指摘。「でも、あなたね、言っていること全然違うじゃないか?というところで、石破カラーを打ち出せない党内基盤が弱すぎると思いますけどね」と推測を込めて話した。

 泉氏は「石破さん、慣れない党内調整なんてせずに、国民の方を向いて、国民の支持を得られる筋を通し張った方がいいと思う」と、党内野党ぶりを貫く大事さを力説。須田氏も「永田町の中を向いて、自民党の中を向いて、足して2で割ったようなことをやっていたら、石破カラーはゼロになっちゃいますよ」と続き、「今までの自民党の中の常識をひっくり返してくれる期待感だったのに、それをまったくやらないんだったら、石破さんが総理になった意味は何もないんじゃないかな」とも言い切った。

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