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阪神・大山 第1戦必勝に全身全霊「全員で、一丸となって…」 DeNA東、ジャクソンとの好相性も後押し

スポニチアネックス / 2024年10月12日 5時16分

打撃練習で汗を流す阪神・大山 (撮影・後藤 大輝)

 阪神・大山が甲子園球場で軽快に汗を流し、CSファーストSへ向けた最終調整を完了させた。思い描く連勝突破を後押しする、確かな数字がある。きょう12日の第1戦に先発予定の東に対して今季は対戦打率・429、1本塁打。第2戦に先発予定のジャクソンには同・500と完全攻略している。シーズン中の得意意識そのままに、短期決戦でもDeNAの二枚看板を粉砕する。

 「明日(12日)勝たないと、その先はない。まずは明日、全力で、全員で、一丸となって、頑張ります」

 目の前の一戦に全てを懸ける男にとって、両腕との相性の良さは何より心強い。東には2軍調整から復帰翌日の6月22日に甲子園で一発を見舞い、ジャクソンには優勝争い真っただ中の9月11日、こちらも甲子園で2安打1打点。ここぞの一打で聖地の大観衆を沸かせてきた。シーズンの再現を期し、背番号3は静かに燃えている。

 DeNAと対戦した3日のレギュラーシーズン最終戦を2安打2打点で終え、以降の8日間、状態を崩さずキープする。7~9日のシート打撃でも積極的にスイングを仕掛け、力強さも際立った。この日のフリー打撃でも鋭い打球を連発。いよいよ迎える決戦の日。連覇を逃した悔恨をグッと胸に秘め、秋晴れのグラウンドに鮮やかな快音を響かせる。

 昨季から2年間指揮を執った岡田監督の勇退が決まった。就任から「4番・一塁」に固定され、主軸を託してくれた虎将への思いも当然ある。6日の退任発表時は「CSに向けて頑張るだけ」と短い言葉に力を込めた。有言実行の時が迫る。第一関門を鮮やかに通過し、いざ宿敵が待つ東京ドームへ――。苦杯を喫した阿部巨人に雪辱を果たすためにも、敵の2本柱を全力で打ち砕く。 (八木 勇磨)

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