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ソフトバンク・近藤 CS「合わせる」負傷後初ライブBPで1カ月ぶりに打席へ あとは走塁の強度だけ

スポニチアネックス / 2024年10月12日 5時3分

ライブBPで打席に入るソフトバンク・近藤  (撮影・成瀬 徹) 

 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでの復帰へ、右足首捻挫で戦列を離れていたソフトバンクの近藤健介外野手(31)が11日、みずほペイペイドームで行われたライブBPで約1カ月ぶりに打席に立った。12日にもベースランニングを再開し、13日のライブBPではこの日制限していた実戦形式の走塁も解禁する見込み。背番号3はブレることなくポストシーズン初戦からの復帰に照準を合わせている。

 また1歩前進した。首位打者、最高出塁率のタイトルを獲得した近藤が、右足首を負傷した9月16日のオリックス戦(京セラドーム)以来、およそ1カ月ぶりに投手と実戦形式で対戦した。

 みずほペイペイドームの全体練習で行われたライブBP(実戦形式のシート打撃)に参加し3打席に立った。オスナに対しては空振り三振、又吉には右飛、田浦には空振り三振。打者走者としての動きは行わない予定だったが、右飛を放った際には2、3歩、一塁方向へと足を進めるシーンもあった。

 終始、表情も明るかった。ヒットこそ出なかったが打席での感触については「大丈夫でした。ボールも見えてましたし、あとはコンタクトする部分じゃないですか」と手応えを口にした。村上打撃コーチも「走れるかどうかのところになりますけど、打つ方に関しては勝負形式で反応できたなという確認ができたんじゃないですか」と振り返った。

 16日からのCSファイナルステージでの復帰へ。背番号3は「もちろん、そこに合わせてます」と力強く口にする。復帰へのポイントとなる走塁の強度は、現状に関しては「5割ほど」だという。12日にもベースランニングを再開する見込みで、そこで問題がなければ13日のライブBPで打ってからの走塁を解禁する流れが濃厚だ。

 しっかりと前を見据えた上で「試合に出たら不安は感じてもいられないので。しっかりとそこのレベルまで行けるようにやっている感じです」とも口にする。小久保監督は「慌てさせてはいない。日に日に良くなって間に合えばいいという感じ」と方針を打ち出している。最終的には指揮官の判断を仰ぐ上で、しっかりと勝負できる形を見せられるように、慎重かつ着実にステップを踏んでいくことになる。

 言うまでもなく近藤の出場の可否による打線への影響は大きい。首脳陣も慎重に状態を見守りつつ、2パターンの打線を想定していく構えだ。(木下 大一)

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