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サントリー・高橋藍 SVリーグ開幕戦で完敗「チームとしての完成度の差」

スポニチアネックス / 2024年10月12日 4時44分

<サントリー・大阪B>真剣な表情で試合に臨む高橋藍(撮影・小海途 良幹)

 ◇バレーボールSVリーグ サントリー0―3大阪B(2024年10月11日 東京体育館)

 バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」の男子は11日、東京体育館で旧Vリーグの昨季決勝カードで開幕し、大阪ブルテオン(大阪B)が王者のサントリーを3―0で下した。注目の日本代表のマッチアップでは、大阪Bの西田有志(24)がサントリーに新加入した高橋藍(23)を相手にサービスエースを奪うなど両チーム最多の21得点。リーグ制覇へ好スタートを切った。

 華々しい幕開けを白星で飾れず、高橋藍が悔しさをあらわにした。第1セット5―8で、相手サーブをレシーブ。そのまま動いてセッター大宅からのトスに反応し、強烈なアタックでブロックアウトを誘って初得点をマークした。

 ただ、その後は自身のミスもあり、大阪Bに完敗。6得点といまひとつの出来に「チームとしての完成度の差が見られた。得点につながらないイライラもあった」と振り返った。

 イタリアで3季を過ごし、欧州に残る選択肢もあったが「五輪後にまた一つ新しい経験をしてみたい思いがあった」と帰国を決めた。自らの成長を追い求めると同時に、「SVリーグを世界最高峰のものに」という思いもある。シーズンは始まったばかり。初代王者へ、「もっと強くなって戻ってきたい」と立て直しを期した。

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