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馬場咲希 国内プロデビュー戦で3差7位スタート「楽しかったんでオッケーって感じです」

スポニチアネックス / 2024年10月12日 4時42分

14番でティーショットを放つ馬場咲希(撮影・会津 智海)

 ◇女子ゴルフツアー 富士通レディース第1日(2024年10月11日 千葉県 東急セブンハンドレッドC=6697ヤード、パー72)

 国内プロデビュー戦を迎えた22年全米女子アマ覇者の馬場咲希(19=サントリー)が6バーディー、1ボギーの67で回り、5アンダーで首位と3打差7位と好スタートを切った。米女子下部ツアーを主戦場に戦ったプロ1年目の経験を、日本ツアー初戦で生かしてみせる。野沢真央(27=愛知製鋼)が64をマークし、8アンダーで単独首位に立った。

 22年全米女子アマ覇者だってデビュー戦は緊張する。多くのギャラリーに囲まれる中、馬場は1番からティーオフ。「デビュー戦だと心のどこかで思っていて。結構緊張しました」。2メートルのパットを沈められず、ボギーで滑り出しも、そこから6バーディーを奪い返す地力を見せた。

 「たくさんのギャラリーさんの前でプレーできたのが楽しかった。内容は別として、楽しかったんでオッケーって感じです」

 今季ここまで7勝を挙げ、メルセデスランク首位を走る竹田麗央らと同組で回った。アマ時代に練習ラウンドをともにしたことはあったが、試合では初。米国で戦う中、日本女子オープンを制した竹田のプレーぶりを動画で「勉強していた」という憧れの存在だ。「飛距離はもちろん、セカンドもパットも凄い」と実感した18ホール。しかし馬場も負けじと15、16番で2メートル前後につけてバーディーを奪うなど、緊張がほどけた後半でスコアを伸ばし、竹田と同じ67で初日を終えた。

 22年にアマ最高峰の大会、全米女子アマを17歳で制覇。注目を浴びる中、昨年、狭き門のプロテストで一発合格を果たした。そんな大器は、1年目の舞台に米女子下部ツアーを選んで単身渡米した。夏にはスイング改造にも着手。緊張するとスイング時にテンポが速くなるため、トップで一度止まる意識を持つ練習を重ねた。前週にツアー今季最終戦を終え、8日に帰国する強行軍。ショット状態が100%でない中、スコアメークできるスイングの再現性がある。

 プロテスト合格後初戦で優勝を飾れば、20年の笹生優花の2試合を上回るツアー史上最短記録となる。「しっかりと目の前の一打に集中してプレーできたらいい」。日本でプレーする楽しさをかみしめながら、一打を重ねる。

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