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ド軍指揮官 山本由伸に負けたら終戦の第5戦を託したのは日本時代の経験「最初からヨシを信じていた」

スポニチアネックス / 2024年10月12日 13時56分

シャンパンファイトで記念撮影するドジャース・大谷(右)と山本(撮影・柳原 直之)

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第5戦 ドジャース2ー0パドレス(2024年10月11日 ロサンゼルス)

 ドジャース・山本由伸投手(26)が運命の第5戦に先発。ポストシーズン(PS)では史上初めてとなる日本投手の先発としての投げ合いを制した。5回2安打無失点。安定感抜群の投球内容でチームをリーグ優勝決定シリーズへと導いた。

 最速98・2マイル(約158.0キロ)の直球を軸に、カーブ、スライダー、スプリットなど全てが高いレベルの変化球を操って、パドレス打線を封じた。ベンチ前でロバーツ監督と力強くハグ。ベンチ内では満面の笑顔の大谷に“よくやった”とばかりに頭をなでられた。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は山本の投球について「前にも言ったけど、彼は(日本時代に)大きな試合で投げてきたんだ。そして、僕は彼を信じていた。彼がこの場に立ち向かうことを知っていたんだ。彼は今夜素晴らしかった。そして、彼がこの場から逃げることはないと分かっていたんだ。彼と一緒にワールドシリーズに乗ることを楽しみにしているよ」と絶賛。パドレス攻撃陣を24イニング連続無得点に封じた投手陣についても「今日のヨシからブルペンまで。もしシリーズMVPを話すならそれは明らかにブルペンだ」と話した。

 負ければ終戦となる第5戦を山本に託し、ダルビッシュとの投げ合いに臨ませたことについても「ヨシ、ダルビッシュ、その他の海外出身の投手たちがより大きなスケールで投球しているという事実が、その根拠。ヨシは母国のために投球している。WBC、日本のために投球することは、最も大きなこと。彼はそれをやり遂げ、その瞬間に良い投球をした。ダルビッシュも同様。ユウの功績を大いに称賛しなければならない」と絶大な信頼を口にした。

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