1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

やり投げ女王・北口榛花がストライク“投てき”「やったー」 パリ金の記録「65.80」背番で始球式

スポニチアネックス / 2024年10月12日 14時2分

<日・ロ>始球式を行った北口榛花(撮影・長久保 豊)

 ◇パCSファーストS第1戦 日本ハム―ロッテ(2024年10月12日 エスコンF)

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は12日、セ・パ両リーグでファーストステージ第1戦が行われた。パ・リーグは、リーグ3位のロッテがリーグ2位の日本ハムとエスコンフィールドで対戦。北海道旭川市出身でパリ五輪の陸上女子やり投げ金メダリストの北口榛花(26=JAL)が始球式を行った。

 パリ五輪で金メダルを決めた記録「65.80」の背番号のユニホームでマウンドに上がった北口は、超満員の大観衆に向けて手拍子を要求。その後一礼してから投じた山なりのボールは、見事ノーバウンドで捕手のミットのど真ん中に収まった。

 さすがのストライク投球に北口は「やったー」と手を叩き、満面の笑み。エスコンは大歓声に包まれた。

 始球式後は「練習はひどかったので大暴投するかと思ったんですけど、ちゃんと捕っていただけるところに投げられてよかったです。手拍子を求めたら自分のテンポになった。本当にここでプレーする選手はいいなと思いましたし、陸上競技場もいつかこうなってほしいなと思いました」とコメントした。

 北口は7日の球団発表の際に「初めて始球式をさせていただくことになりました。いつか投げたいと思っていましたので、地元北海道、そしてエスコンフィールドで実現できることをうれしく思います。やり投げとは投げる方向が違うので、うまく投げられるか不安もありますが、精一杯楽しみたいと思います」と話していた。

 北口は今夏のパリ五輪やり投げで、日本女子のトラック・フィールド種目で日本初の金メダル。昨年のブダペスト世界選手権でも世界一に輝いた。9月には世界最高峰ダイヤモンドリーグのファイナルで今季自己最高の66メートル13をマークし連覇するなど、主要タイトル全てを手にしてシーズンを終えた。13日には地元・旭川でパレードが予定されている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください