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“お祭り男”キケ PSに強い理由は「ハロウィーンが好き」前夜「成功するのを思い描いた」イメトレ奏功

スポニチアネックス / 2024年10月12日 14時11分

第5戦に勝利しガッツポーズで喜ぶドジャースのE・ヘルナンデス(AP)

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第5戦 ドジャース2-0パドレス(2024年10月11日 ロサンゼルス)

 ドジャースは11日(日本時間12日)、本拠で迎えたパドレスとのナ・リーグ地区シリーズ第5戦に勝利。対戦成績を3勝2敗とし、メッツとのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。試合後、先制ソロを放った“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手(33)が短期決戦での強さについて語った。

 E・ヘルナンデスは2回、スミスが三ゴロ併殺に打ち取られた直後、ダルビッシュの初球、94.7マイル(152.4キロ)の内寄り直球を振り抜き、左翼席へ先制ソロを運んだ。

 2015年からの7年連続を含む、9度目のプレーオフ出場。2017年にはポストシーズン1試合3本塁打をマークしたこともあり、これでポストシーズン14本目の本塁打と“お祭り男”が本領を発揮した。

 試合後、E・ヘルナンデスは「この勝利は本当に大きな意味がある」としみじみ。そして、10月はどんな意味を持つか尋ねられると、「わからないけど、とにかく10月が大好きなんだ」と語った。

 また、会見で「10月はあなたにとってどんな月?」と再度、質問が及ぶと「私はハロウィーンが好きなんだ」とニヤリ。会場の笑いを誘った。

 また、9度のポストシーズン出場で「何度も繰り返していくうちに、少しずつ楽になってきます。同じ試合だと実感できる」と経験が役立っているとした。

 そして「何度も何度もイメージした」と昨晩は自身が成功する姿をイメージトレーニング。「すべての打席に自分を置き、走者が誰もいない、一塁にいる、二塁にいる、一塁と二塁いる、満塁など、すべての状況」とあらゆるシチュエーションを想定。加えて「ユウ(ダルビッシュ)のあらゆる球種に対して自分が成功するのを思い描いた」とダルビッシュから打つ姿をイメトレしたことが役立ったと振り返った。

 さらに、7回にソロを放ったT・ヘルナンデスと「ヘルナンデス姓」2人でアベック弾を放ち「私たち2人ともチームにいてうれしい。私たちが同じ名字を持っているのもうれしい」とニッコリ。

 第4戦の前にT・ヘルナンデスに「プレーオフで同じ試合で2人のヘルナンデスが本塁打を放った前例はない」と言っていたそうで、“キケヘル弾”をことさら喜んだ。

 デーブ・ロバーツ監督もE・ヘルナンデスのPSでの活躍に「今年彼を獲得した理由は、10月に11試合勝つためだった。彼はレギュラーシーズンは長いシーズンだと語る。彼にとって毎日集中するのはより厳しいようだが、最大の舞台について話すとき、誰もがキケを知っている。彼はスポットライトが大好き。プエルトリコの人々が国中で彼を観戦しているとき、それが彼が最高のときだ。だから、キケはレギュラーシーズンを乗り切る。そして、それを乗り切れば、最高の瞬間を手に入れられると分かる」と称えた。

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