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徳光和夫「怒っている」 藤田菜七子引退に憤り「彼女が競馬をクリーンなイメージに…カムバックを」

スポニチアネックス / 2024年10月12日 15時39分

徳光和夫

 フリーアナウンサーの徳光和夫(83)が12日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・00)で、11日に騎手引退が発表された藤田菜七子(27)についてコメントした。

 藤田は9日の週刊文春の報道で、過去に調整ルーム居室内で禁止されているスマートフォンで外部と通信していたことが発覚。本人に聞き取り調査を行ったJRAは事実と認定し、騎乗停止処分を下した。昨年4月、JRAは若手騎手6人のスマホ不適切使用に際して全騎手へ事情聴取を実施。当時、藤田は「ツイッター(現X)、YouTubeの閲覧のみで外部との通信はしていない」と証言、当時の調査では外部と連絡した痕跡は見つからなかったため口頭での厳重注意にとどまったが、今回の調査でこれを虚偽報告だったと判断した。

 藤田は10日に引退届を提出。女性騎手としての功績の大きさから、JRA内部でも慰留する方針だったが、本人の強い決意もあり、翌日に申請を受理し正式に引退が発表された。

 徳光は「怒っている」「よくわかんない」とこのニュースに言及。引退について「彼女が追いやられちゃった」と表現し、「時代がねえ…JRAが厳しくジョッキーを律していてスマホを持たせないとやってるのはいいことかもしれませんけど。もう少しジョッキーたちを信頼して」と私見を語った。

 藤田について「活躍も凄かったし彼女が競馬をよりクリーンなイメージにしてくれた」と功績を称え、「結婚してからもう一度花を咲かせたいという気持ちが強かっただけに、できればカムバックしてもらいたい」と将来的な復帰を希望。「そういう道を中央競馬会も考えてもらいたいなと思います」と続けた。

 藤田は2016年、16年ぶりのJRA女性騎手としてデビューし“菜七子フィーバー”を巻き起こした。女性騎手最多の通算166勝をマークしており、「JRAとしても衝撃大きいと思うんですよね、彼女の引退は」と徳光。「競馬界のイメージが逆に悪くなりますから、こんなことで追いやられちゃったのかなと思っちゃいますから」と競馬界全体のイメージ低下を懸念していた。

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