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ロッテ先勝! 佐々木朗希がCS初勝利 雄叫びあげた8回無失点 全体4割のスライダーで日本ハム幻惑

スポニチアネックス / 2024年10月12日 16時52分

<日・ロ>7回、万波を三振に仕留める佐々木(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パCSファーストS第1戦 ロッテ2―0日本ハム(2024年10月12日 エスコンF)

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は12日、セ・パ両リーグでファーストステージ第1戦が行われた。パ・リーグは、リーグ3位のロッテがリーグ2位の日本ハムとエスコンフィールドで対戦。下克上を狙うロッテは佐々木朗希投手(22)が先発し、8回5安打無失点の快投で自身CS初勝利を挙げた。

 初回、先頭の浅間に四球を与えたが、続く清宮の打席でスタートを切った浅間の二塁盗塁を阻止。清宮にも四球を与えたが、レイエスを空振り三振、郡司を三ゴロに打ち取って無失点に抑えた。初回の球数は19球で、最速は158キロだった。

 2回からはスライダーを多投し、修正を図った。球数を投げさせたい日本ハム側の思惑とは裏腹にスライダーでストライクを先行させ、直球、フォークボールで打ち取る形で、徐々にリズムをつかんだ。

 5回に中村奨の左越えソロで先制点をもらった直後のその裏、先頭の万波に遊撃内野安打で出塁を許したが、続く松本剛を三ゴロ併殺に打ち取る。その勝負球はスライダーだった。7回2死二塁で万波を空振り三振に打ち取った球もスライダー。直球、フォークボールに頼ることなく、日本ハム打線の狙いを外した。

 8回まで112球を投げ、5安打、9奪三振で無失点。四球も初回に与えた2四球だけで救援陣にバトンを渡した。スライダーは全体のうち4割前後をしめた。9回は鈴木昭、益田と細かくつなぎ、無失点に抑えた。

 朗希はCSは3度目の登板で、すべてファーストS初戦の先発。しかし、21、23年はいずれも好投しながら勝利はあげられなかった。シーズンでは、入団5年目で初の2桁10勝を挙げたが、日本ハムはパ・リーグで唯一0勝に終わった相手。特にエスコンフィールドでは2試合で0勝1敗、防御率6・43だったが、リベンジを果たす快投。下克上を目指すチームに大きな1勝をもたらせた。

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