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西日本短大付が九州大会出場を決める エース中野が力投 笑顔を絶やさなかった理由

スポニチアネックス / 2024年10月12日 17時34分

<西日本短大付・修猷館>決勝進出に導いた西日本短大付の中野(撮影・杉浦 友樹)

 ◇高校野球秋季福岡大会準決勝 西日本短大付2―1修猷館(2024年10月12日 久留米)

 勝てば九州大会出場が決まる一戦。1点を争うしびれる展開だったが、西日本短大付の中野琉碧(るい=2年)が最後まで仁王立ちした。味方の失策で1点は失ったが、130キロ台の直球を軸に低めに変化球が決まり9回141球3安打1失点で完投。「(準々決勝の)折尾愛真戦から思うように投げられている」と力強くうなずいた。

 マウンド上には笑顔を浮かべる場面が多かった。これは今夏の甲子園でも活躍した前チームのエース村上太一(3年)が帽子のつばに「必笑」と記し笑顔を絶やさなかったことがヒントになった。中野は「いいところは受け継いでやっています」と話した。

 社会人野球のJR九州の中野滋樹監督を父に持つ右腕。「神宮大会出場が目標。九州で一番を取りたい」と目を輝かせた。

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