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日本ハム・新庄監督「あそこで来るとは思わなかった」も、加藤貴の“スクイズ外し”を称賛「うまかった」

スポニチアネックス / 2024年10月12日 20時26分

<日・ロ>ベンチから指示を出す新庄監督(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パCSファーストS第1戦 日本ハム0―2ロッテ(2024年10月12日 エスコンF)

 日本ハムはクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦(エスコンF)でロッテに完封負け。0勝1敗でファイナルステージ進出へ後がなくなった。先発の加藤貴之投手(32)が7回途中2失点と好投も、打線がロッテ先発の佐々木朗希投手(22)を打ち崩せなかった。

 痛い黒星となったが、選手たちは大舞台にも浮足立つことなく、落ち着いたプレーを見せた。

 0―0の5回、先発投手の加藤貴は先頭の中村奨に甘く入った初球を左中間フェンスギリギリに運ばれる本塁打を浴び先制を許した。その後1死三塁の場面で、荻野が初球スクイズを敢行。しかし危険を察知した加藤貴がワンバウンドで外し、三走・友杉を挟んで捕手・伏見がタッチアウト。ピンチを切り抜け、この回を最低限の失点でしのいだ。

 試合後、新庄剛志監督(52)はこの場面を振り返り「加藤君はうまかったね、あのスクイズは」と称賛。「わざとワンバンでしょ。投げる瞬間に構えたんでワンバン投げにいったって感じには見えました。フォークですね。あそこでスクイズいきなり来るとは思わなかったけど。加藤君がうまかったですね」と、2本の被弾に泣きCS初勝利を逃したものの、好投した左腕を称えた。

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