「KNOCK OUT…」ぱんちゃん璃奈 体重オーバーが優位に働き判定2―0

KNOCK　OUT後楽園大会でぱんちゃん璃奈（中央）は美伶に判定2―0でなんとか勝利した

　「KNOCK　OUT2024vol5」は12日、後楽園ホールで行われた。KNOCK　OUT―BLACK女子48キロ以下級3分3R延長1Rでぱんちゃん璃奈（30＝フリー）はK―1で活躍する美伶（24＝WARRIOR　OSAKA）と対戦した。

　11日の公式計量ではぱんちゃんが50グラムオーバーだったが、すぐに体重を落としパス。しかし、美伶は計量に姿を見せず、会見後に計量したがなんと2・35キロオーバー。規定時間内にクリアすることができなかった。

　これを受け、KNOCK　OUT事務局がぱんちゃん璃奈側、美伶側と協議した結果、（1）第1ラウンド、美伶は減点2から試合開始。（2）ぱんちゃん璃奈は6オンス、美伶は8オンス着用のグローブハンデとなる（本来は双方とも6オンス）。（3）美伶はファイトマネーから30％減額となり双方合意し試合を行う。ぱんちゃんが勝利した場合のみ、試合成立、公式記録とすり、美伶が勝利した場合、無効試合となる。

　1ラウンドからミツバチのコスチュームのぱんちゃんは上下のコンビネーション、美伶は虎柄のパンツで重たいパンチをガードの上から叩き込む。最終Rで互いにいい打撃が相手の顔面を捉える場面も。最後まで倒せず判定へ。体重オーバーが優位に働き判定2―0でぱんちゃんが6月以来2連勝した。