明大・宗山2安打2打点も今季初黒星 広島のドラ1指名公表には「うれしい。1日近づいていると感じる」

＜明大・立大＞6回、適時打を放つも、悔しそうな表情の明大・宗山（左）（撮影・木村　揚輔）

　◇東京六大学野球　第5週第1日　明大4ー5立大（2024年10月12日　神宮）

　1回戦2試合が行われ、立大と法大が先勝した。24日のドラフト会議へ向けて広島が1位指名を公表した明大・宗山塁内野手（4年）は2安打2打点ながらチームは今季初黒星を喫した。

　明大の宗山は適時打2本が勝利に結びつかず、主将として満足しなかった。初回は中前へ先制打。2点を追う6回1死満塁では初球を右前打しても「一気に同点、逆転の場面で1点しか取れなかったのは反省点」と首をかしげた。

　11日に広島が1位指名を12球団一番乗りで公表。「高い評価をしていただき、うれしい。1日ずつ近づいていると感じる」と冷静に受け止め、「まだまだ力は出せると思う」と立大への雪辱を期した。