女子総合優勝の中学3年生 黒須愛生の目標は山下美夢有

第31回丸山茂樹ジュニアファンデーション大会で男子個人総合優勝の山崎咲寿（左）と女子優勝の黒須愛生（右）

　第31回丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会は12日、中学、高校生の男女77人が参加して千葉市の平川カントリークラブ（男子6963ヤード、女子6583ヤード、いずれもパー72）で行われた。

　男子は山崎咲寿（ルネサンス高2年）が72で、女子は黒須愛生（一条中3年）が70で回り、それぞれ総合優勝した。

　中学男子の部は神永直輝が73で初V。高校女子の部は伊藤愛華が70で制した。

　男子総合Vの山崎は「マネジメントがうまくいって、セーフティーにプレーしたことが良い結果につながりました。優勝争いをすると勉強になることが多く（この大会で）いつも勉強させてもらっています。将来の夢は世界一になることです」と話した。

　また女子総合Vの黒須は「（勝因は）ロングパットが良かったことと、アイアンが非常に良く、パーオン率が高かったことです。今回で3回目の参加ですが、1回目が4位、2回目が2位で、今回優勝できて本当にうれしい。この大会は素晴らしいゴルフ場で開催されているので、勉強になります。（将来は）山下美夢有選手のように賞金女王になることが目標です」と抱負を語っていた。

　▼伊藤愛華　今日はショットの距離感が合っていました。（以前）この大会で優勝し、ゴルフ5レディースに出ることができました。プロのレベルの高いゴルフを見ることができて、自分に足りないものをたくさん学ぶことができました。（高校女子の部優勝）

　▼神永直輝　以前は2位や3位があったのですが、今回優勝できてうれしいです。将来は世界で通用できるプロゴルファーになりたいです。（中学男子の部優勝）