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拳四朗へのリベンジ狙うWBO王者オラスクアガ、初防衛戦へ計量一発クリア

スポニチアネックス / 2024年10月13日 13時14分

<7大世界戦会見>ゴンサレス(右)と並ぶオラスクアガ(撮影・島崎忠彦)

 ◇Prime Video Boxing 10 WBO世界フライ級タイトルマッチ 王者 アンソニー・オラスクアガ(米国)<12回戦>同級1位 ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)(2024年10月14日 東京・有明アリーナ)

 世界戦7試合を含む2日間興行のDAY2(14日)の公式計量が13日、東京ドームホテルで行われた。WBO世界フライ級タイトルマッチは初防衛戦となる王者アンソニー・オラスクアガ(25=米国・帝拳、7勝5KO1敗)はリミットよりも200グラム軽い50.6キロで一発パス。2階級制覇を目指す挑戦者の同級1位ジョナサン・ゴンサレス(33=プエルトリコ、28勝14KO3敗1分け)は100グラムアンダーの50.7キロだった。計量後のフェースオフは約15秒で、最後は握手で別れた。

 帝拳プロモーション所属のオラスクアガは7月に両国国技館で加納陸(大成)に3回KO勝ちし、プロ8戦目で世界王座を獲得。10代半ばからロサンゼルスで切磋琢磨(せっさたくま)してきた盟友、中谷潤人(M.T)と同時世界王者の夢をかなえた。「たった8戦と言われるが、8戦で世界を獲れることも事実。自分が誰かというのを見せる試合にしたい」と、前WBO世界ライトフライ級王者のベテラン・ゴンサレス相手を迎え撃つ。勝てば23年4月に急きょの世界挑戦でプロ唯一の黒星をつけられた寺地拳四朗(BMB)との再戦も現実味を帯びてくる。

 オフィシャルはレフェリーがロバート・ホイル氏(米国)、ジャッジはフィリップ・オースチン(オーストラリア)マルティノ・レドナ(米国)、村瀬正一(日本)の3氏が務める。

 DAY2の試合はプライムビデオが午後5時から独占ライブ配信する。

☆DAY2配信カード

【1】WBO世界フライ級タイトルマッチ

 王者 アンソニー・オラスクアガ(米国、帝拳)vs同級1位 ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)

【2】WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ

 王者 田中恒成(畑中)vs同級6位 プメレレ・カフ(南アフリカ)

【3】WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦

 同級1位 那須川天心(帝拳)vs同級2位 ジェルウィン・アシロ(フィリピン)

【4】WBC世界バンタム級タイトルマッチ

 王者 中谷潤人(M.T)vs同級1位 ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)

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