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大院大高が26年ぶり近畿切符!「ネクスト今坂」鶴丸が延長11回V撃、「大阪2強」に加わる勢い続く

スポニチアネックス / 2024年10月13日 13時25分

<大院大高・近大付>延長11回に左前への勝ち越し打を決めてガッツポーズする大院大高・鶴丸(撮影・河合 洋介)

 ◇高校野球秋季大阪大会3位決定戦 大院大高10―8近大付(2024年10月13日 シティ信金スタ)

 大院大高が近大付との3位決定戦を延長11回タイブレークの末に10―8で制し、26年ぶり3度目の近畿大会出場を決めた。

 同点の延長11回1死満塁で「3番・遊撃」の鶴丸巧磨(1年)が左前適時打を放ち、これが決勝打となった。

 「(観客席にいる)今坂さんから“お前が決めろ”と聞こえてきた。初球から振ろうと思っていました」

 前チームの正遊撃手で今秋ドラフト候補に挙がる今坂幸暉(3年)の後継として、1年生ながらに背番号6を担う。夏の大阪大会で初戦敗退に終わった雪辱を果たし、「あの負けの悔しさは一生忘れない。近畿大会に出場できて、先輩に恩返しはできたかなと思います」と胸をなで下ろした。

 同校は今春の大阪大会で初優勝し、今坂らが抜けた新チームも大阪3位と躍進。今秋の決勝に進出した大阪桐蔭、履正社の「大阪2強」に割って入るような勢いを見せている。

 ◇鶴丸 巧磨(つるまる・たくま)2008年(平20)9月12日生まれ、佐賀県佐賀市出身の16歳。小1から勧興少年野球で野球を始めて捕手。中学では黄城ボーイズに所属。大院大高では1年春に背番号19でベンチ入りし、1年秋から背番号6。50メートル走6秒3、遠投100メートル。1メートル68、71キロ。右投げ両打ち。

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