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那須川天心「宇宙系ボクシングでユニバーススタイルでやりたい」 プロ5戦目で初のタイトル戦

スポニチアネックス / 2024年10月13日 13時49分

<ボクシング・那須川ら前日計量>前日計量を終えポーズをとる那須川(左)とアシロ(撮影・郡司 修)

 ◇Prime Video Boxing 10 WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦 同級1位 那須川天心(帝拳)<10回戦>同級2位 ジェルウィン・アシロ(フィリピン)(2024年10月14日 東京・有明アリーナ)

 世界戦7試合を含む2日間興行のDAY2(14日)の公式計量が13日、東京ドームホテルで行われた。セミファイナルのWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦に登場する那須川天心(26=帝拳、4勝2KO)はリミットの53.5キロで一発パス。対戦相手のジェルウィン・アシロ(23=フィリピン、9勝4KO)は300グラム軽い53.2キロだった。クリアを確認した那須川はガッツポーズのあと、両手を広げるポーズ。写真撮影では左拳を顎に近づけるファイティングポーズを取り、約17秒間のフェースオフでは厳しい表情で相手をにらみつけたあと、グータッチで健闘を誓い合った。

 那須川はプロ5戦目で初のタイトル戦。戴冠すれば国内での世界挑戦権を得られる。世界戦が7試合もある2日間興行について問われると「僕から言うのもなんだけど、これだけ世界戦が並ぶこともないし、ボクシングは今、熱が凄くあると思う。今、全員強いっていうのはもう当たり前。そこでどんだけの色を見せられるかがお客さんにも伝わるし、大事」と持論を展開。色とは何か、との問いには「今回は前回からさらに進化している。突拍子もない動きだったり、ボクシングでは普段はない動きだったり。宇宙系ボクシングでユニバーススタイルでやりたい」とと"天心節"をさく裂させた。

 DAY2の試合はプライムビデオが午後5時から独占ライブ配信する。

☆DAY2配信カード

【1】WBO世界フライ級タイトルマッチ

 王者 アンソニー・オラスクアガ(米国、帝拳)vs同級1位 ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)

【2】WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ

 王者 田中恒成(畑中)vs同級6位 プメレレ・カフ(南アフリカ)

【3】WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦

 同級1位 那須川天心(帝拳)vs同級2位 ジェルウィン・アシロ(フィリピン)

【4】WBC世界バンタム級タイトルマッチ

 王者 中谷潤人(M.T)vs同級1位 ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)

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