E・ヘルナンデス 前日の生放送での放送禁止用語使用を謝罪 試合中の珍パフォをNY紙は「淫ら」と酷評
スポニチアネックス / 2024年10月13日 13時59分
ドジャースの“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手(33)が12日(日本時間13日)、前日のパドレスとの地区シリーズ第5戦で勝利した後のヒーローインタビューで放送禁止用語を使用したことを謝罪したと大リーグ公式サイトが伝えた。
E・ヘルナンデスは前日の地区シリーズ第5戦の2回にパドレスのダルビッシュから先制のソロホームラン。2―0で勝利し、これが決勝弾となった。その試合後にE・ヘルナンデスは中継した「FOXスポーツ」のインタビューに対応。今年のチームはこれまでのチームと何が違うかと問われると「これは生放送なの?」と逆質問。その上で「そんなの気にしないよ」と放送禁止用語を交えて答え、その動画がSNS上などで拡散されていた。
E・ヘルナンデスは大リーグ公式サイトの取材に対し「昨夜の試合後のインタビューでは、パドレスとの信じられないほど拮抗したシリーズの後で本当に気合が入っていた。私は深く後悔するようなことを言ってしまった。生放送で使ってはいけない言葉を使ってしまった。誰かを不快にさせたのなら謝罪する」と発言を謝罪した。
一方でホームランを打った後の珍パフォーマンスも物議を醸している。ホームインした後に次打者ラックスに下半身をぶつけるような形で祝福。メッツが本拠を置くニューヨークの地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「ドジャースの異様な本塁打セレブレーションに一同あ然“淫らな仕事”」との見だしで「SNS上の多くの人々にとって、これは本当に不可解なセレブレーションであった」などと酷評した。
米誌「スポーツ・イラストレーテッド」は「MLBの動画では祝福の前にカットされているが、ドジャースではベルトの高さまでぶつかるシーンも収録している。10月の野球は何かが違う」とし、第4戦でラックスが本塁打を放った際にも同様のパフォーマンスが行われたことも伝えた。
E・ヘルナンデスは2015年からの7年連続を含む、9度目のプレーオフ出場。2017年にはポストシーズン1試合3本塁打をマークしたこともあり、これでポストシーズン14本目の本塁打と“お祭り男”が本領を発揮した。米メディアはこれらの実績を称えつつも、お調子者の珍パフォーマンスには眉をひそめていた。
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