法大、東大に痛恨のサヨナラ負け喫す

東京六大学野球＜法大・東大＞3回、安打を放つ法大・熊谷（撮影・木村　揚輔）

　◇東京六大学野球秋季リーグ戦第5週第2日　2回戦　法大2―3東大（2024年10月13日　神宮）

　再三のチャンスを築いた法大が、東大のサブマリン渡辺に抑えられサヨナラ負けを喫した。

　先行を許しながら松下歩叶（3年＝桐蔭学園）の2試合連続本塁打などで勝ち越したが、失策絡みで追いつかれ9回に4番手安達壮太（4年＝桐光学園）がサヨナラ打を浴びた。

　「悔しいね。渡辺君は（ボールの）出所が見にくいし、慣れるのに時間がかかるとは思っていたが。（失点の）ミスはつきものだし、明日は最初からやり直したい」

　大島公一監督は平静を装いながら淡々と話した。前日は16得点の大勝がこの日は2得点。2番に起用されている熊谷陸（1年＝花巻東）が連日の4安打とチャンスメーク、3回戦もルーキーがチームの起爆剤になりそうだ。