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東大・渡辺 サヨナラ勝ちに歓喜 151球初完投のリーグ戦初勝利、父の助言にも感謝

スポニチアネックス / 2024年10月13日 14時28分

東京六大学野球<法大・東大>6回、満塁のピンチを無失点で抑えガッツポーズする東大・渡辺(撮影・木村 揚輔)

 ◇東京六大学リーグ第5週第2日 東大3X―2法大(2024年10月13日 神宮)

 熱投151球でつかんだ六大学初勝利に「いつも取材を受ける時は負けて落ち込んでいたけど…。きょうは泣きそうです。サヨナラ勝ちした時の観客席の拍手が凄かった」と会心の笑顔で振り返った。9回1死二塁から門田涼平内野手(2年=松山東)のサヨナラ打が飛び出した瞬間は興奮して何も覚えていなかったという。

 歓喜に至るまでの道のりは苦闘の連続だった。だが8回1死満塁のピンチを抑えベンチに下がると、大久保裕監督に続投を志願した。最終回も無死から走者を出したが、杉浦海大捕手(3年=湘南)が二塁を阻止。9安打され、7四死球(申告敬遠2含む)を与えたが、内・外野陣も再三の好守でもり立てた。

 父は元ロッテでNPB通算87勝を挙げたサブマリン・渡辺俊介(48=現日本製鉄かずさマジック監督)。高校時代の上手投げから東大入学後、下手投げに変更した際、さまざまなアドバイスにも「反抗的なことがあった」と苦笑いしたが、先週の慶大戦で清原正吾内野手(4年)にソロアーチを浴びた後、電話でアドバイスを受けた。「シンカーの使い方を教わったので、投球の幅が広がりました」と感謝した。外に落とすシンカーやカーブを生かすためには懐を攻める直球が必要。練習試合を含めての初完投は不断の努力と、周囲のアシストが生んだ結果だった。

 

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