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明石家さんま ジャンポケ斉藤の事件めぐり気苦労明かす「好きなやつが解雇になったから、俺は疲れてる」

スポニチアネックス / 2024年10月13日 15時12分

明石家さんま

 お笑いタレント明石家さんま(69)が、12日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・00)に出演し、不同意性交等の疑いで書類送検されたお笑いトリオ「ジャングルポケット」斉藤慎二(41)について語った。

 冒頭から「吉本の方もいろいろ大変で」と、ボヤキモードのさんま。「俺ね、分かったんです。吉本を背負いすぎてたんです。俺、吉本を背負うのをやめます。関係ないから」と、唐突に宣言した。

 事務所内の出来事について、これまでも自身が矢面に立ったり、絡んできたという。「背負えと誰にも言われてない。誰にも言われてないけど、勝手に背負ってしまっていて、勝手に悩んでしまったり、落ち込んだり、どうしようと思っていたところが大きいので」。葛藤もあったといい、「背負うのを今日からやめます。疲れたんで」と気苦労を打ち明けた。「いろんな情報も入ってくるし、最終的に俺を頼ると言ったらおかしいけど、最後の話に来てくれたりするから、それもうそだったりするからやな」とも話した。

 ここまで具体的な名前を出さなかったさんまだったが、「今回の斉藤の件は何も言わないんですよ」と、しばらくして斉藤の名を挙げて切り出した。村上ショージからは「言わないなら(名前を)出さなくていいから」とツッコまれたが、さんまは以前に斉藤との共演の際、指摘されたことを打ち明けた。

 それは、フジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」でのことだったという。「だいぶ前に向上委員会で、斉藤がちょっと不倫の騒動があった時に、俺らが『ヤングタウン』で、“斉藤も大変やな”って、この言葉を言ったんですけど、斉藤が“さんま師匠、言っちゃダメ”と。“とにかく見てもいないんだから、絶対に言っちゃダメ”って、ものすごくクギを刺されたんですよ」。斉藤からは強い意志を感じたようで、「先輩(の自分)が“はい。はい”と聞いてしまうくらい。向こうも、“見てもいないことを言っちゃダメですよ”と言うて、注意されて」と振り返った。

 あらためてさんまは、「今回のこともね、心配していたんですが。斉藤に言われてんねん。見てもいないことを軽はずみに言っちゃダメ。その通りやわな」と、われに返って口をつぐんだ。それでも、「ただ、憶測ってちょっと心のどこかで楽しんだりしてしまうから、俺もいけないとこやねんけど。お前らもそうや。聞きたいやろ?本当はどうだったのか。言うたろか?」と笑わせた。

 さんまが「もうええよね?」と尋ねると、ショージは「もういいですよ」と優しく返答。さんまは「もうずっと休むわ。誰のことも心配せえへんことにするわ。考えないことにした」と重ねて強調した。それでも、「好きなやつが解雇になったから、俺は疲れてる」と本音もこぼした。

 斉藤は今月7日、不同意性交などの疑いで警視庁に書類送検された。7月にロケバス内で20代女性に性的暴行を加えたとされる。同日、所属する吉本興業は契約を解除。公式サイトの「ジャングルポケット」のプロフィルから斉藤の写真などが削除され、相方の太田博久とおたけは今後、2人で活動していくと説明した。

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