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J3大宮 J2復帰にサポ歓喜 「次節ホームでJ3優勝」「マジで希望しかない!!」

スポニチアネックス / 2024年10月13日 17時13分

<大宮・福島>応援する大宮サポーター(撮影・郡司 修)

 ◇明治安田J3リーグ第32節 大宮3―2福島(2024年10月13日 NACK5スタジアム大宮)

 J3首位の大宮が13日、ホームで福島を3-2で下し、1シーズンでのJ2復帰を決めた。

 32試合で23勝7分け2敗、勝ち点76。6試合を残して自動昇格圏の2位以内を確定させた。

 6試合残してのJ2昇格決定は20年の秋田と並んでJ3最速タイ。次節で今治に勝てば優勝も決まる。

 引き分け以上でJ2昇格が決まる条件で迎えた福島戦は、前半32分にCKからDF浦上仁騎(27)が押し込んで先制。1-1と追いつかれて迎えた前半終了間際にMF泉柊椰(23)がこぼれ球を右足で蹴り込んで勝ち越した。後半には速攻からMF石川俊輝(33)が加点。リーグ最多得点を誇る攻撃力を大一番でも発揮した。

 ホームのNACK5スタジアム大宮には1万1274人のサポーターがチームを後押しし、昇格の喜びを分かち合った。ネットでもサポーターが「J2復帰!次節ホームでJ3優勝を決めましょう!!」「良い試合でした、負ける雰囲気がスタジアムになかった」「大宮アルディージャが最低限いる場所に戻る瞬間に立ち会えた」と歓喜。「守速攻が徹底されてるしRB(レッドブル)と連携したし、ビジョンも見えてきてマジで希望しかない!」と今後に向けても大きな期待を寄せた。

 大宮は05~14年、16~17年にJ1でプレー。18年以降はJ2で、昨年は21位に低迷してクラブ初のJ3降格を喫していた。

 長沢徹新監督(56)を迎えた今季は、元日本代表FW杉本健勇(31)をJ1磐田から期限付き移籍で、MFアルトゥール・シルバ(29)をFC東京から完全移籍で獲得するなど大型補強を行った。

 開幕12戦無敗(9勝3分け)とスタートダッシュに成功。杉本がチーム最多の9得点と攻撃をけん引し、アルトゥール・シルバもチーム2位の7得点を挙げるなど中盤の要として躍動。第8節に首位に浮上してからは独走してJ2復帰を決めた。

 大宮は前身がNTT関東サッカー部。親会社のNTT東日本から、今月1日付でオーストリア大手飲料メーカーのレッドブルがクラブの株式100%を取得し、外資系企業が初めて単独でJクラブのオーナーとなった。

 レッドブルのテクニカルダイレクターを務める元ドイツ代表FWのマリオ・ゴメス氏(39)らがこの日の試合をスタンドで観戦。前日の会見でゴメス氏は「大宮というチームや町にポテンシャルと将来性を感じた」と説明。マーケティング担当者も「今までつくり上げたアイデンティティーや歴史、名前は残したい」と、チーム名にレッドブルの頭文字「RB」を加えるものの、「大宮アルディージャ」の名前は今後も残す考えを示していた。

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