上野四段、藤井超えなるか!?デビュー1年余りで2つめの棋戦優勝へ王手 加古川青流戦3番勝負先勝
スポニチアネックス / 2024年10月13日 18時38分
将棋の第14期加古川青流戦の決勝3番勝負は13日、兵庫県加古川市の鶴林寺で第1局が指され、上野裕寿四段(21)が岡部怜央四段(25)に125手で勝利した。14日に行う最大2局のうち1勝すれば、地元棋戦初優勝を遂げると共に、昨年10月の新人王戦以来の棋戦2勝目を挙げる。7月以来の公式戦16連勝(未放映のテレビ対局を除く)がストップした岡部は、14日に連勝すれば逆転で棋戦初優勝になる。
地元加古川市の岡田康裕市長による振り駒で、第1局は岡部の先手で始まった。角換わりへ進んだ83手目、同一局面が4度現れる千日手となり、10分後指し直した。上野の先手での指し直し局は、千日手局で両者1時間の持ち時間を使い切っていたため初手から1分将棋で始まった。戦型は後手岡部の一手損角換わりになり、形勢が再三入れ替わる接戦を上野が制した。
「指し直し局は粘り強く戦えた。途中形勢を損ねた辺りは課題です」。勝っても反省を忘れなかった上野に対し、岡部は「指し直し局は良くなったと思ったところもあった。最後にいい手を指せなかったのが残念」と淡々と語った。
上野は昨年10月、プロとなる四段に昇段し、同月31日の新人王戦で棋戦優勝した。そして今回王手をかけた加古川青流戦も制すると、デビュー1年余りで2回目の棋戦優勝となる。藤井聡太王将(22)=7冠=も果たせなかったスピード記録で、その行方が注目を集めそうだ。
藤井は16年10月、四段昇段してプロデビュー。デビュー以来29連勝の新記録を樹立した後、18年2月の朝日杯で棋戦初優勝した。その後2つ目は同年10月の新人王で、デビューから2年余りが経過していた。中学2年生、14歳2カ月での史上最年少デビューとでは、スタート時点での年齢に違いはあるが、それでも上野の躍進が色あせるものではない。
第2局へ向け、上野は「3番勝負なので2勝しないと。気を引き締めて頑張りたい」。岡部は「カド番だけど第3局へつなげられるように、いい将棋にできれば」と連勝を期した。
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