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阪神・杉山オーナー、岡田監督に続投を要請しなかった理由を会見で明かす

スポニチアネックス / 2024年10月13日 20時18分

阪神の杉山オーナー

 阪神の全日程終了後、監督の体調不良を理由に恒例のオーナー報告を見送った杉山健博オーナーは試合後、クラブハウスで退任する岡田監督と会談した。

 「これ以上ない2年間の成績で球団への貢献も多大だった」と感謝を伝えると、岡田監督も「任された責務は全うできたかな」と応じたという。

 岡田監督の退任に至った経緯について「2人の間で最初から2年間という話だった。激務であることと年齢を考慮した。これまでの功労をたたえて、フロントに入っていただきたいとお願いして、受けていただいている」と説明した。以下は会見要旨。

 

 ◆全日程を終え、監督との話し合いの内容 試合が終わってから監督と2人で話をした。まず私の方から申し上げましたのは、今シーズン本当にお疲れ様でしたということ、それと、この2年間、本当にありがとうございましたということをお伝えしました。この2年間を総合的に見た結果、これ以上良い結果はないと言っても過言ではないほどの素晴らしい戦績であり成果であったということ。そして、タイガース球団へのご貢献、これも口では一言で言い表せないほど本当に甚大なもの。そういう意味で功績は本当に多大なんですよということをお伝えしました。監督は改めて私の話をお聞きになられた上で、連覇という目標を果たすことはできなかったけれども、責務は全うすることができたかなと。自分では一生懸命頑張ったということでお話がございました。

 ◆2年契約を更新しなかった理由とは 岡田監督には監督の就任の要請の時に2年間ということでお願いをいたしました。2年間としたのは、タイガースの監督が非常に激務であること、それと監督のご年齢、こういったことを考慮して2年と設定しまして、我々はこの2年内にぜひリーグ優勝を果たしていただきたいということをお願いしたということでございます。12球団の監督のご年齢、見ていただいたらわかるかと思いますけど、基本的には40代、50代の方です。そういうことを考えれば、60代半ばの方にお願いするということが、極めてイレギュラーというか、異例のことであって、そういうことも考慮して、先ほど冒頭申し上げた理由でもって、もう2人で2年ということで思いながら。私も岡田監督とずっと話しながらやってますけど、そういう思いでやってたということでございます。この2年間終えられて、我々としては、今までのご功績、ご功労をたたえて、ぜひフロントに入っていただきたいということをお願いしまして、受けていただいてるということです。

 ◆監督の後継者については もちろん後継のことも大事だとは思ってますけど、まず最初に申し上げた通りに、とにかく1番大事なことは、やっぱり今の戦力でもって優勝すること。もうこれが1番ですから、基本的にそれが全てだと言ってご理解いただいたら結構です。後継のことは現時点では何も申し上げられませんので、ちょっとその点に関しては差し控えさせていただきたいと思います。

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