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日本代表MF久保 ミラーゲームの豪戦は“中間試験”「個人のテストであり、チームの完成度のテスト」

スポニチアネックス / 2024年10月13日 21時4分

<日本代表練習>練習する久保ら日本代表イレブン (撮影・白鳥 佳樹)

 サッカー日本代表は13日、15日の26年W杯アジア最終予選オーストラリア戦に向けて試合会場の埼玉スタジアムで練習を行い、冒頭の約30分を報道陣に公開した。

 直近2試合ベンチスタートのMF久保建英(23=レアル・ソシエダード)は、ウオーミングアップで2列目のポジションを争うMF南野拓実、MF鎌田大地と談笑しながらランニング。「試合には出たいですけど、決めるのは僕じゃないんで。そこは何とも」と淡々と話し、「僕らは気負う必要はない。焦る相手がいるとしたら向こう」と冷静に見据えた。

 最終予選4連勝を目指すオーストラリア戦は“中間試験”になる。先月下旬に就任した敵将ポポビッチ監督は、前体制からシステムを変更し、初陣の10日中国戦で3―4―3を採用。互いに同じ布陣となる見通しで、久保は「ミラーゲームになったらチームの戦術と個人の質、2つの部分で差が開く。個人のテストであり、チームとしての完成度のテストになる」と位置づけた。

 「僕らの方がボールを握る試合になるという話は全体で共有していますけど、そうならなかった時のプレスの仕方もしっかり練習でトライしている。チームとしてしっかり形を持っているのが大事」。前半戦のヤマ場となる10月の2連戦。10日サウジアラビア戦は過去3戦3敗だった敵地で初勝利を挙げた。同予選5大会連続で同組に入ったライバルとの一戦も、真価を証明する舞台になる。

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