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12年越しの再戦…井上拓真VS堤聖也、壮絶な打ち合いにファン大熱狂!「年間最高試合」「両者お見事」

スポニチアネックス / 2024年10月13日 21時36分

<井上拓真・堤聖也>堤(左)のパンチが井上の顔面に決まる(撮影・篠原岳夫)

 ◇プロボクシングWBA世界バンタム級タイトルマッチ 同級2位 堤聖也(角海老宝石)<12回戦>王者 井上拓真(大橋)(2024年10月13日 東京・有明アリーナ)

 WBA世界バンタム級王者の井上拓真(28=大橋)が挑戦者・堤聖也(28=角海老宝石)を迎え撃った。10Rにダウンを奪った堤が判定3ー0で12年越しのリベンジを果たして新王者に輝いた。

 高2のインターハイ以来、12年越しの再戦となった両者。序盤は拓真が中間距離でショートアッパーを合わせて有利に試合を進めていたが、徐々に堤が手数を出してペースを握り返す。拓真は体を動かしてパンチをかわすが、堤のパンチが止まることはなかった。

 試合が動いたのは10R。堤が出した不意の左フックで拓真がロープダウン。その後は拓真も積極的に出て11R、12Rは打ち合いに会場は大熱狂となって試合終了。判定3―0で堤が新王者に輝いた。

 12R戦い抜いた両者に「両者一歩も引かなかった」「最高の打ち合いだった」「メインに相応しいベストバウトだった」「年間最高試合」「とんでもない試合見せられた」「すごかったな」などの絶賛の声が上がった。

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